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持ち家1年目:毎月の管理費と、翌年から来る税

家を買った一年目の家計が想定より重くなるのは、住宅ローンの返済額だけを計算していたからです。マンションなら管理費と修繕積立金が毎月上乗せされ、これは返済とは別の支払いです。さらに固定資産税と都市計画税は、購入した翌年から通知書が届きます。金額は通知書に記載されているので、届いた数字を十二で割って毎月積み立てるのが唯一の正しい扱いです。戸建てなら管理費のかわりに、外壁や設備の更新費用を自分で積むことになります。

内訳

%
🏠 住宅ローン返済
毎月の返済額。ボーナス払いがある場合は別に管理します。
28%
🏢 管理費
マンションの場合。戸建てなら不要ですが、別の積立が要ります。
4%
🧰 修繕積立金
将来の大規模修繕のための積立。金額が改定されることがあります。
4%
🛒 食費(自炊)
毎日入力が発生する袋。
14%
💡 光熱費
広くなると増えます。前の住まいの数字は当てになりません。
7%
📱 通信費
回線の契約が変わることが多い時期です。
3%
🚗 交通費
郊外に移った場合は車関連が増えます。
5%
🛡️ 保険
火災保険を複数年分まとめて払った場合は月割で置きます。
3%
📄 固定資産税の積立
通知書の金額を12で割って、届く前から積みます。
5%
📅 特別費の積立
家電の買い替え、設備の点検、帰省、冠婚葬祭。
5%
🎯 貯金
購入で減った分を戻す期間だと考えます。
8%
🎉 娯楽・外食
引っ越し直後は外食が増えがちです。
8%
🧯 予備費
一年目は想定外が多いので厚めに置きます。
6%

返済額は、住居費の全部ではない

家を買う前の試算で見ていた数字は、たいてい住宅ローンの毎月の返済額です。しかし実際に毎月出ていくのはそれだけではありません。マンションなら管理費と修繕積立金が加わり、これは返済とは別に、管理組合に対して払うものです。しかも修繕積立金は、建物の年数に応じて金額が改定されることがあります。戸建てにはこの二つがないかわりに、外壁や屋根、給湯器のような設備の更新を自分で積み立てる必要があります。どちらの場合も、返済額と住居費は別の数字です。

税は翌年から届く

固定資産税と都市計画税は、購入した年ではなく、その翌年から通知書が届きます。つまり一年目は住居費が軽く見え、二年目に一段上がります。金額は物件と評価によって決まり、通知書に記載されます。このページで税率や計算方法を説明することはしません。家計の側でやるべきなのは、通知書が届いたらその年額を十二で割り、翌年に向けて毎月積み立てることです。分割で納める場合も、納期ごとにまとまった額が必要になるので、積立の袋から出す形にしておくと家計が揺れません。

一年目に実際に起きる支出

引っ越し直後の家計を圧迫するのは、税や管理費よりむしろ細かい支出の積み重ねです。カーテンと照明、家具の買い足し、network回線の工事、庭や駐車場まわりの手直し、そして近所への挨拶。どれも一件は小さいのですが、数か月にわたって続きます。対処は、引っ越し後の半年分として上限額を先に決め、その袋の中だけで買うことです。上限を決めずに始めると、買い足しがいつ終わるのか分からないまま、毎月の家計が膨らみ続けます。

光熱費は前の住まいの数字が使えない

広くなれば、暖める空間も冷やす空間も増えます。戸建てなら、集合住宅にあった上下左右からの断熱の恩恵がなくなります。設備が変わることもあります。つまり、以前の住まいの光熱費をそのまま袋の金額にすると、ほぼ確実に足りません。一年目は多めに置いて、一年分の実績が出てから正しい金額に直してください。四季を一回りするまで正確な数字は出ないので、それまでは予備費を厚めにしておくのが現実的です。

袋の運用

固定資産税の積立と修繕積立金は、性質が近いようで扱いが違います。修繕積立金は毎月支払うものなので固定費、固定資産税は自分で積んで年に数回払うものなので積立です。この二つを混ぜないでください。混ぜると、支払った月に管理が崩れます。Envelope Budgetは手入力なので、通知書が届いた日にその金額を貯金目標として登録しておけば、納期までにいくら足りないかが常に見えます。一年目のうちにこの形を作っておくと、二年目以降の家計はかなり静かになります。

よくある質問

固定資産税はいくらかかりますか。

ここでは示せません。金額は物件の評価によって決まり、税率や計算の仕組みは制度で定められています。届いた通知書に金額と納期が記載されているので、その数字を使ってください。家計の側でやるべきなのは、年額を十二で割って毎月積み立てることだけです。制度についての質問は、自治体の窓口や公的な案内で確認してください。

修繕積立金は上がりますか。

上がることがあります。建物の年数や修繕計画に応じて改定されるためです。金額と時期は管理組合の資料に記載されているので、購入時の資料を確認してください。家計の側では、現在の金額をそのまま固定費に置きつつ、改定の可能性がある費目だと認識しておくことが大切です。

戸建ての場合、管理費と修繕積立金のかわりに何を積みますか。

外壁や屋根の塗装、給湯器やエアコンのような設備の交換です。どれも十年前後の周期で来ることが多く、金額も小さくありません。見積もりを取れる時期になったらその金額を使い、それまでは概算で積んでおきます。管理組合が代わりに積んでくれない分、自分で積む必要があるという点だけが違いです。

ボーナス払いを設定しています。

毎月の袋とは別に、ボーナスの振り分け計画を持ってください。ボーナスの一部が返済に先約されている状態なので、賞与が入ったときに自由に使える額は思っているより小さくなります。返済分、年払いの保険料、車検のような大きな支出を先に引いてから、残りの使い道を決める順番にしてください。

この家計をスマホで回す

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