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ホーム家計管理の方法

残高が小さい順と、金利が高い順

二つのやり方は、同じ機械を回しています。すべての借入に最低返済額を払い、余ったお金は全部ひとつだけに集中させ、それが終わったらその返済額を次へ引き継ぐ。違うのは並べ方だけです。残高が小さい順は、最初の一つが早く消えます。金利が高い順は、払う利息の合計が小さくなります。どちらを選ぶにせよ、出発点は明細から残高と金利を全部書き出すことです。

共通している機械のほう

順番の議論の前に、二つが同じ機械だと理解してください。まず、すべての借入に、必要な最低返済額を例外なく払います。飛ばすと手数料と不利益がつき、どんな順番の工夫より大きく効いてしまうからです。そのうえで、ひねり出せた余りを全部、ひとつの借入にだけ乗せます。三つに分けるのではなく、全部を一つにです。その借入がゼロになったら、そこで払っていた額を生活費に戻しません。次の標的への攻めに足します。だから最後の一件の返済額は、始めたときとは比べものにならない大きさになります。この引き継ぎが本体で、順番はその上の細部です。

残高が小さい順

金利を完全に無視して、残高の小さい順に並べ、いちばん小さいものを攻めます。消えたら次に小さいものへ。理由は数学ではなく行動です。最初のひとつが早く消えると、この計画が効くという証拠が手に入り、信じられる計画は二年でも回り続けます。生活も早く単純になります。片づいた一件ごとに、期日がひとつ減り、最低返済額がひとつ減り、ログインがひとつ減ります。代償ははっきりしています。いちばん小さい残高がいちばん低い金利で、大きい残高が高い金利なら、高いほうを育てながら安いほうを片づけることになり、その安心の分だけ利息を多く払います。

金利が高い順

残高を無視して、金利の高い順に並べ、上から攻めます。消えたら次に高いものへ。払う利息の合計はこちらが小さくなり、その理屈自体に争いはありません。いちばん速く増えているのは金利のいちばん高い残高なので、そこから元金を1円減らすと、同じ1円をほかへ当てるより多くの将来の利息を止めます。代償は忍耐です。いちばん金利の高いものがいちばん大きな残高でもあると、口座がひとつも閉じないまま、目に見える変化のない期間が長く続きます。そして、人が計画を投げ出して「やっぱり自分には無理だ」と結論づけるのは、まさにその期間です。

説明のための、仮の数字

ここに出す数字は、取引の形を見せるために作ったもので、誰かの実際の借入を表してはいません。低い金利で6万円、最低返済額5,000円。高い金利で24万円、最低返済額1万2,000円。中くらいの金利で40万円、最低返済額1万5,000円。最低返済額の合計は3万2,000円で、ほかに1万5,000円ひねり出せたとします。残高が小さい順なら、6万円に月2万円を乗せて、利息を無視した概算で三か月ほどで消えます。金利が高い順なら、24万円に月2万7,000円で、九か月前後かかります。合計の利息は後者が小さく、口座が先に閉じるのは前者。取引はこれだけです。

どちらでも助からない場合

最低返済額の合計が、すでに収入を超えているなら、順番は問題ではなく、二つのやり方の比較は気を逸らすだけです。最初の一回を払う前から存在している不足は、どう並べても消えません。返す速さより増える速さのほうが速い場合も同じです。攻めるための袋が、攻めている対象と同じカードから補充されているからです。こういう局面で必要なのは、順番ではなく入力側の変更です。収入を増やす、固定費を下げる、そして条件そのものについて貸し手と話す。最後の一つは、このページが助言できる範囲の外です。どの商品にまとめるべきかを断言してくる相手は、たいてい何かを売っています。

袋二つで回す

袋は二つで足ります。「最低返済額」の袋に、必要な返済の合計を給料日に入れます。こうしておくと、最低返済額を落とすことが構造的に起きなくなります。もうひとつが「攻めの返済」の袋で、余りを入れ、狙う一件の名前をそのまま袋の名前にします。標的が曖昧にならないためです。一件が終わったら、引き継ぎを意識してやってください。攻めの袋の補充を、いま不要になった最低返済額の分だけ増やし、最低返済額の袋を同じだけ減らす。この一手で多くの返済計画が静かに死にます。浮いたお金は自分から名乗り出ず、そのまま生活費へ溶けるからです。同じ日に袋の名前も次の標的へ変えてください。

よくある質問

どちらが早く終わりますか?

金利の高い順のほうが利息の合計は小さく、多くの場合それは早く終わることも意味します。速く増える残高の成長を先に止めるからです。ただしこの順位は、続けた場合にだけ成り立ちます。途中で投げ出してしまう人にとっては、残高の小さい順のほうが実際には早く終わります。完走した片方は、途中でやめたもう片方に大差で勝ちます。正直な答えはこうです。二つのやり方の差は、たいてい「続けるか、やめるか」の差より小さいです。

二つを混ぜてもいいですか?

いいですし、実際そうしている人は多いです。よくある折衷は、まず非常に小さな一件だけ片づけて口座をひとつ閉じ、勝ちを一つ確保してから、残りは厳密に金利順にする形です。もうひとつは、金利順で進めつつ、一、二か月で消せるほど小さいものが出てきたら順番を飛ばす形です。守るべきなのは、二つに共通しているルールだけです。標的は常にひとつ、ほかは最低返済額、そして一件終わったら浮いた額を次へ引き継ぐ。

返済中は、貯金を止めるべきですか?

完全に止めるのは裏目に出やすいです。手元にお金がないと、次の想定外の出費がまたその借入に戻り、進んだ分が消えます。よく使われる折衷は、小さな生活防衛費を先に作り、次に返済へ集中し、返し終わってから生活防衛費を満額にする、という順番です。どのくらいの大きさが適切かは、収入の安定度と抱えている義務によるので、このページでは判断できません。確かなのは、手元ゼロとカードの組み合わせが、何年も同じ場所を回る形だということです。

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