美容・理容にかけるお金は、月いくらが目安?
美容・理容費は手取りの2〜4パーセントを出発点にします。カット、カラー、ネイル、スキンケアや化粧品、脱毛、マッサージなどです。ただし効くのは金額ではなく頻度のほうです。1回の料金に年間の回数を掛けて12で割ると、この費目が本当は毎月いくらなのかが出ます。同じ店の同じメニューでも、間隔を6週から8週にするだけで年額が変わります。
先に、費目の線を引く
美容・理容費というのは、見た目と身だしなみのために買うサービスと商品です。カット、カラー、パーマ、ネイル、脱毛、スキンケア、化粧品、理容、マッサージ。ここに紛れ込みやすくて、実は別の場所に属するものが二つあります。ひとつはスーパーやドラッグストアで買う日用品で、シャンプー、石けん、歯みがき、制汗剤、カミソリは消耗品として日用品の袋に置いておいてかまいません。もうひとつはジムやレッスンの会費で、これはサブスクと同じ動きをするので健康・フィットネスの側です。境界をきちんと決めておくことは、見た目より大事です。輪郭のぼやけた費目は、あとから診断できないからです。迷うならルールを書いて、それを守ってください。
2〜4パーセントという出発点
最初の袋の金額は、手取りの2〜4パーセントにしてください。これはどこかから始めるための目安であって、統計でも、これより多く使う人への判定でもありません。低めに置いてあるのはわざとです。この費目はほとんどが自由な支出で、測られていないと膨らむ性質があるからです。まず目安で袋を作って、2か月ぶんの自分の記録で直します。数字の目的は、あなたの見た目を指図することではなく、費目を見えるようにすることです。見た目が仕事の一部である人や、髪や肌の状態で専門のケアが要る人は、正当な理由で目安より上に来ます。
頻度で計算する
この費目の費用は、メニューに書かれた価格ではありません。価格に頻度を掛けたものです。定期的に行っているものを、月額に直してみてください。1回の料金に年間の回数を掛けて、12で割ります。仮に1回6000円のカットとカラーを8週間ごとに行くなら、年におよそ6.5回で39000円、月にすると3250円です。同じ6000円を6週間ごとにすると年に約8.7回で52200円、月にすると4350円。同じ店の同じメニューで、年に1万円以上の差になります。定期的に受けているものについて、全部この計算をやってみてください。多くの人が、毎月の費用だと思ってもいなかった線を一つか二つ見つけます。
上下に振れる理由
上に出るのは、決まった周期で手入れの要るカラーや施術がある場合、髪質や肌の状態で自分では代替しにくい場合、見た目が収入に直結する仕事の場合、そして同じ施術がそもそも高い地域に住んでいる場合です。下に出るのは、手のかからない髪型、ネイルを自分でやる、化粧品の定番が少なく決まっている、そして期間を決めてこのお金を目標に回している場合です。どちらのリストにも入らないものが一つあって、それは罪悪感です。この費目は、謝るか隠すかのどちらかをされがちで、両方とも家計をゆがめます。金額に名前を付けて、それが気に入っているかどうかを決めて、先へ進んでください。
今週やる、袋の変更
まとまった形で使う費目ですが、入れるのは毎月にします。頻度の計算が月3250円と言うなら、毎月3250円を入れて、予約と予約のあいだは残高を繰り越してください。そうしておけば、予約する時点でお金はもうそこにあります。これが、美容院の日を予定外の出来事にしないための仕組みです。Envelope Budget では、支払ったときに手で記録すると、間隔を6週から8週に延ばすことが一年でいくらになるのかが、袋の上にそのまま出ます。その見える数字は「使いすぎないようにしよう」という決意よりはるかに説得力があります。漠然とした意思が、一回の予約についての具体的な選択に変わるからです。
よくある質問
シャンプーや歯みがきは美容費に入れますか?
どちらでもかまいませんが、片方に決めて動かさないでください。多くの人は、シャンプー、石けん、歯みがき、カミソリを日用品に置いています。同じ買い物のついでに買う消耗品だからです。大事なのは、今月と先月を比べられることで、品目が費目のあいだを行き来した瞬間にそれが壊れます。折衷にするなら、基本的な衛生のために薬局で買うものは日用品、見た目のために買うものは美容費、という線がよく使われます。
年に数回しか行かない施術は、どう積みますか?
月額に直して毎月入れてください。1回の料金に年間の回数を掛けて12で割ると、毎月の金額が出ます。袋は何週間も残高が育った状態で座っていますが、それは正しい状態で、寝ているお金ではありません。ほかの積立とまったく同じ仕組みで、予約が、もともと厳しかった月に落ちてくるという問題をなくします。しかも頻度を変えたときの効果が数字で見えるようになります。
手取りの4パーセントは使いすぎですか?
自動的にそうとは言えません。目安は袋を作るための出発点で、判定ではありません。見るべきなのは、その支出が何を押しのけているかです。貯金の袋が満たされていて、固定費が払えていて、特別費の積立が育っているなら、4パーセントは自分で説明できる選択です。どれかが止まっているなら、この費目は動かしやすいほうで、しかも店を変えなくても頻度の調整で実際にお金が出ます。数字が問題かどうかは、家計の他の場所を見てから決めてください。
この家計をスマホで回す
Envelope Budget は、この袋をそのままポケットに入れます。すべての金額を割り当て、使ったその場で記録して、実際にいくら残っているかを見ます。
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