贈り物やお祝いに、年いくら使う?
割合ではなく、下から積み上げてください。この先12か月に来る贈り物の機会を全部書き出します。誕生日、結婚と出産のお祝い、弔事、お年玉、お中元やお歳暮、手土産、そしてお祝いを受け取ったあとの内祝い。相手ごとの上限は自分で決めます。合計に、予測できない機会のための行を足して、12で割る。その金額を毎月、特別費の積立に入れておくことが、12月と冠婚葬祭の月に新しい出費が生まれない唯一の理由です。
先にリストを作る理由
贈り物で使いすぎる人は、豪華な金額を選んだから使いすぎるのではありません。金額を一度も選んでいなくて、一件ずつを、店で、期限の直前に、合計と照らさずに決めているからです。収入の何割という決め方では、これは直りません。圧力は、抽象的な支払い能力の話ではなく、目の前にいる特定の人と、今週末という特定の機会から来るからです。確実に効くのは一つだけで、静かな月に、誰に贈るのか、上限はいくらかを先に決めておくことです。リストができてしまえば、一件ごとの判断は小さくなります。難しい判断は、もう済んでいるからです。
日本の贈り物のリストは、独特に長い
カレンダーを開いて、月ごとに書き出してください。実際に贈る誕生日。母の日と父の日。年末年始のお年玉と、帰省のときの手土産。お中元とお歳暮を続けている家なら、その二回。そして冠婚葬祭です。結婚のお祝い、弔事、出産のお祝いは、時期が読めないのに、必ず起きます。ここに、日本にしかない一行を足してください。内祝いです。お祝いを受け取ると、そのお返しが発生します。つまり、受け取る側になる年ほど支出が増えます。最後に「予測できない分」という行を作ってください。誰かが結婚し、誰かに子どもが生まれ、誰かが亡くなります。その行がないと、その分は食費から取られます。
相手ごとの上限を、自分で決める
機会ごとではなく、相手ごとに上限を決めてください。機会は増えますが、人はそれほど増えないからです。段を作ると楽になります。近い家族に一つ、親戚と親しい友人にもう一つ、職場の人や日ごろお世話になっている人にもう一つ。金額は自分で決めるもので、正解はありません。このサイトでは、ご祝儀や香典やお年玉の相場を書きません。相手との関係、地域、年齢で大きく変わる社会的な慣習であって、金額を書いた瞬間に、根拠のない平均として機能してしまうからです。決めるときの目安になる問いは三つです。毎年これを、恨みがましくならずに続けられるか。相手が金額を知っても平気か。全部足したとき、実際に毎月積める額に収まるか。
二つの崩れ方
一つめは、毎年12月と、冠婚葬祭の重なる月が、必ず不意打ちになることです。カレンダーの中でいちばん予測できる月なのに、そうなります。理由は、贈り物を毎年の費用ではなく出来事として扱っているからで、だから直前まで何も取り分けられず、お金をどこかから急いで持ってくることになります。二つめは、相手ごとの上限は決めたのに、一件ごとに少しずつ超えることです。これがぴったりだったから、を十回やると、大きな超過になります。どちらも根は同じで、走っている合計がどこにもないことです。買っている最中に合計が見えるようになると、両方ともほとんど勝手に止まります。次の一件が、リストの残りに何をするかが見えるからです。
年額を月額に直す
予測できない分の行も含めて合計し、12で割ってください。それが毎月の金額です。8月から始めるなら、年末までに必要な分を残りの月数で割って、その高いペースで年末まで走り、1月から12分の1のペースに戻します。10月から始めよう、と自分を説得しないでください。この費目の利点はまるごと助走にあり、助走こそが、まとまった額の月を扱える線に変えてくれます。そして贈り物の予算には、包装、のし、カード、送料も入ります。一つひとつは小さくても、年末のリスト全体では実際の金額になります。
今日やる、袋の変更
贈り物とお祝いの積立を作って、今月から毎月入れて、機会と機会のあいだは手をつけずに貯まるにまかせてください。積立を使ったことのない人にとって、これはいちばん説得力のある一本です。効果が目に見えるからです。12月にも、いとこの結婚式にも、お金がもうそこにある状態でたどり着いて、いつもと同じものを贈り、ただし何も翌月に持ち越さない。Envelope Budget では袋を作って、買ったその場で手入力するので、走っている合計が常に最新です。買い物の前にウィジェットを見てください。残りが表示されていれば、上限は、覚えていなくても自分で効きます。
よくある質問
ご祝儀やお年玉の相場はいくらですか?
このサイトでは相場を書きません。関係の近さ、地域の慣習、自分の年齢で大きく変わる社会的な慣習で、記事に数字を置くと、根拠のない平均として使われてしまうからです。代わりに、自分で決めた相手ごとの金額を先に紙に書いて、想定される件数を掛けてください。慣習を知りたい場合は、同じ地域の家族や、その場をよく知っている人に直接聞くのがいちばん確かです。家計としての仕事は、金額を当てることではなく、決めた金額を前もって積んでおくことです。
贈り物は収入の何割にすべきですか?
リストを作ったあとの確認としては使えますが、始め方としては向きません。贈り物の義務は、給料ではなく、あなたの周りに何人いて、家がどんな習慣を持っているかで決まります。同じ収入の二人でも、正直な合計はまったく違います。まずリストを作って金額を出し、それから確認してください。年額が貯金や固定の支払いを押しのけているなら、達成すべき数字だと思わずに、段のほうを下げます。リストが道具で、割合は警告灯です。
お祝いをもらったあとの内祝いは、どう見ておきますか?
お祝いを受け取る予定のある年は、内祝いを独立した行として先に立ててください。結婚や出産があった年は、受け取る側であると同時に、贈る側にもなります。金額は、いただいた額を見てから決めることになるので、事前に確定はできません。だから積立の中に、その年だけ厚めの枠を作っておく形が実務的です。もらった直後に慌ててどこから出すかを考える状態が、いちばん高くつきます。
この家計をスマホで回す
Envelope Budget は、この袋をそのままポケットに入れます。すべての金額を割り当て、使ったその場で記録して、実際にいくら残っているかを見ます。
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