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ホームいくらまで使っていいか

一人暮らしの食費は、いくらが現実的?

総務省統計局の家計調査には単身世帯の統計表があり、年齢階級別に食料費と、その内訳としての外食が公表されています。まずそこで方向を確かめてください。ただし一人分は割高になります。パックも野菜もレシピも一人向けに作られていないからです。だから世帯人数で割った数字を自分に当てはめてはいけません。最終的な袋の金額は、自分の直近12週間の実績から作り、月ではなく週で入れ直します。

参照点:家計調査の単身世帯

一人暮らしの食費で、いちばん素直に使える参照点は総務省統計局の家計調査です。単身世帯についての統計表があり、年齢階級別に1か月の消費支出の内訳が出ています。食料の中で外食が別の行になっているので、自炊に近い部分だけを取り出せるのが便利なところです。金額はここには書きません。統計は更新されますし、記事に書き写した数字は書いた日から古くなっていくからです。統計局のサイトかe-Statで最新の表を開いて、自分の年齢階級の行を見てください。3分で終わります。そのうえで、これは平均であって水準の選択肢ではないことを忘れないでください。あなたがどこで買い物をして、どのくらい自炊するかは、そこには入っていません。

一人分が割高になるのは、構造の話

世帯人数で割った金額を自分に当てはめると、必ず足りなくなります。理由は意志ではなく構造です。売られている単位が一人向けではありません。ほうれん草一袋も食パン一斤も、一人で食べきる前に傷みます。まとめ買いの単価の安さは、捨てる量が増えれば消えます。小さいパックは単価が高くなります。だから一人暮らしの一人あたり食費は、家族の一人あたりより高くなるのが普通で、それはあなたの管理能力の話ではありません。ここを構造として理解しておくと、比べる相手を間違えなくなります。比べる相手は他の一人暮らしであって、四人家族を四で割った数字ではありません。

一人暮らしの食費が漏れる三か所

漏れるのはだいたい三か所です。ひとつは廃棄です。使い切れなかった食材は、買ったのに食べていないお金で、金額としては丸ごと損になります。ふたつめは分量で、レシピの多くは数人分なので、一人だと同じものを何日も食べるか、捨てるかの二択になります。みっつめは「今すぐ食べられるものが冷蔵庫にない」ことで、そのときの夕食はコンビニか宅配になり、支出はまるごと別の袋に移ります。これをやると食費の袋だけは立派に見えて、食費全体は悪化します。対処は地味なものばかりですが効きます。減りの遅いものは冷凍で買う、作ったら半分をすぐ一食分ずつ冷凍する、そして週に一度ではなく二度買い物に行くことです。

袋は月ではなく週で

ひと月は、週に何度も触る費目にとって長すぎるサイクルです。月の金額を4.3で割って、週ごとに入れてください。そうすると残高が、月末に手遅れになってから教えてくれるものではなく、売り場で意味のあることを教えてくれる数字になります。週ごとの補充は、月ごとの食費予算にある二つの構造的な問題も鈍らせます。ひとつは月初のまとめ買いで、献立を決める前に半分がなくなること。もうひとつは最終週の帳尻合わせで、袋が空になって差額がカードに乗ることです。2週間に一度の買い物なら2週間ごとに入れてかまいません。ルールは一つで、袋のサイクルは買い物のサイクルに合わせることです。

今週やる、袋の変更

食費の袋を作り、週ごとに入れ直し、買い物のたびに手で記録します。そして毎週の残り方を信号として使ってください。毎週きれいに余るなら、金額が高すぎるので、差額を貯金目標に移します。毎週5日目に尽きるなら、金額が生活に合っていないか、食費ではないものが食費のお金で買われています。後者の場合、犯人はたいてい日用品かお酒です。Envelope Budget では、店に入る前にウィジェットで袋を見ること、それだけが実質のすべてです。判断が起きるのは売り場で、家計簿を開き直す夜ではないからです。

よくある質問

コンビニで買ったものは食費に入れますか?

自炊のための食材なら食費、そのまま食べる弁当やおにぎり、飲み物、コーヒーなら外食の袋に入れてください。基準は店ではなく、自分で調理するかどうかです。ここを店で分けてしまうと、コンビニ一択の日々が食費として記録されて、食費の袋がどうしても足りないという結論になります。二つの袋にしておいて、月に一度だけ足して見てください。その合計が、貯金と本当に競合している数字です。

自炊と出来合い、どちらが安いですか?

一食あたりでは自炊がほぼ確実に安いですが、正直に比べるなら廃棄を入れる必要があります。四人分の材料を買って一食だけ食べて残りを捨てたなら、出来合いより高くついていることもあります。だから一人暮らしでは、どんな割引術より、分けて冷凍することのほうが効きます。作ったその日に一食分ずつ冷凍しておけば、自炊の単価のまま、疲れた夜に宅配へ流れずに済みます。

食費が毎週足りません。金額を上げるべきですか?

上げる前に、二週間だけ中身を分けてみてください。日用品、お酒、そのまま食べるものを食費から抜きます。それだけで足りるようになる人が多いです。抜いてもまだ足りないなら、金額のほうが生活に合っていないので、上げてかまいません。上げる分は、娯楽か特別費の積立のどちらから持ってくるかを自分で決めてください。決めないと、どこか抵抗しない袋が黙って引き受けます。

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