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ホーム貯金の目標

中古車を一括で買うために貯める

中古車を一括で買うための目標額は、車両価格ではなく、諸費用まで含めた支払総額から作ります。数字は販売店の見積書に書かれたものを使ってください。そして買ったあとに来るものを別の袋で受けます。自動車税は毎年、車検と自賠責は二年ごとに来ます。一括で買えたのに翌年の車検で借入をする、というのがいちばん多い失敗です。

目標額は、車両価格ではなく見積書の合計

中古車の広告に出ている価格は、支払総額とは限りません。実際の支払いには、税金や保険、登録や名義変更にかかる費用、納車の費用などが加わり、それらは見積書に並びます。だから目標額は、欲しい車の広告価格ではなく、実際に取った見積書の合計から作ります。見積書は購入を決める前でも出してもらえます。同じ価格帯の車でも、年式や地域や販売店によって内訳は変わるので、一般的な諸費用の額を当てはめても意味がありません。自分の見積書の合計を書き出し、それを目標額の出発点にしてください。ここを飛ばすと、貯め終わったつもりで足りないことになります。

一括で買う利点と、その代償

一括で買えば、返済も利息もありません。毎月の家計に新しい固定費が増えないので、そのぶん身軽になります。ただし代償があります。手元の現金が一度に大きく減ることです。生活防衛費を崩して一括にすると、車を持ったことで増える出費、たとえば車検や修理や保険が来たときに、結局借入をすることになります。それでは一括で買った意味が薄れます。判断の材料は単純で、支払ったあとに生活必需の何か月分が残るかです。残らないなら、購入の時期を後ろにずらすか、価格帯を下げるほうが安全です。金利や条件の比較そのものは、金融機関と販売店が示す条件で判断してください。

買った翌年から来るものを、先に袋にする

車の費用は、買った日ではなく持ち続けるあいだにかかります。自動車税は毎年、車検と自賠責は二年ごと、任意保険は年払いか月払い、そこに燃料、駐車場、タイヤやバッテリーの交換、点検と整備が加わります。中古車では、年式によって整備の費用が読みにくいという特徴もあります。だから購入と同時に、特別費の積立の袋を作ります。金額は、納税通知書と整備工場の見積もりに書かれた自分の数字を使ってください。年額を12で割って毎月入れておけば、車検の月に慌てません。一括で買えたのに翌年の車検で借入をする、というのがいちばん多い失敗です。

貯めているあいだの割り算と、今の足の費用

目標額が決まったら期間で割ります。60万円を12か月なら月5万円、24か月なら月25,000円。賞与があるなら、そこから入れる分を別に決めます。ここで見落としやすいのが、貯めているあいだの移動費です。今すでに車を持っていて買い替えるなら、その車の車検や税がいつ来るかで、買う時期を決めたほうが無駄がありません。車を持っていないなら、貯めているあいだの交通費は今のままです。どちらの場合も、購入後は交通費の袋の中身が入れ替わります。電車代が減って、燃料と駐車場と整備が増える。買う前に、その差を紙の上で置き換えてみてください。

袋のほうをどう設定するか

袋は二つです。購入のための目標の袋には、見積書から出した支払総額と期限を入れます。もうひとつは車の特別費の積立で、車検、自動車税、保険の年額を12で割った額を毎月入れます。二つ目は購入後もそのまま使い続ける袋です。Envelope Budget では貯金目標に金額と期限を持たせられ、達成率で見られます。ビジョンボードに候補の車を置いておくと、数字だけの目標より続きます。購入後は、目標の袋を閉じて、維持費の袋だけを残してください。

よくある質問

一括とローン、どちらが得ですか

提示される金利と条件、そして支払ったあとに手元にいくら残るかで変わるので、一般論で断定できることではありません。家計の側でできるのは、両方の場合の翌月以降を紙の上で走らせてみることです。一括なら手元の現金が減り、月々の固定費は増えません。ローンなら手元は残り、月々の返済が固定費に加わります。どちらの場合でも、車検と自動車税と保険の袋は必要です。その袋を含めて、家計に収まるほうを選んでください。

中古車は何年落ちを狙うべきですか

車選びの助言はこのページの範囲外です。家計の観点だけで言えるのは、購入価格が下がるほど、その後の整備や交換の費用が読みにくくなりやすいということです。だから購入価格だけで比較せず、購入価格に加えて、次の車検までの整備の見込みを販売店に確認したうえで比べてください。見込みは車両ごとに違うので、一般的な数字はありません。安く買ったぶんが整備で戻ってくる場合もありますし、そうでない場合もあります。判断材料は自分の見積書です。

生活防衛費を使って一括で買ってもいいですか

おすすめしません。車は買った直後から費用が発生する持ち物なので、生活防衛費を空にした状態で持つと、最初の車検や修理で借入をすることになります。目安としては、支払ったあとに生活必需の何か月分が残るかを見てください。残らないなら、購入時期を後ろにずらす、価格帯を下げる、頭金を入れて分割にするといった選択肢を比べることになります。どれを選ぶにしても、車の特別費の積立の袋だけは先に作っておいてください。

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