3か月で30万円貯める方法
3か月で30万円は、月に10万円です。月給が1回なら、給料日3回それぞれで10万円を先に取り分けます。期間に賞与が挟まるなら計算はまったく変わり、賞与から20万円を取れば残りは3か月で10万円、つまり月およそ33,334円になります。まず自分の3か月に給料日と賞与が何回あるかを数え、その回数で30万円を割ってから、出どころを決めてください。
3か月に入金が何回あるかを数える
最初にやるのは節約の工夫ではなく、入金の回数を数えることです。月給が1回だけなら、3か月の入金は3回で、1回あたり10万円になります。もしこの3か月に賞与が入るなら、入金は4回になり、しかも1回だけ額が大きいので、割り方が変わります。たとえば賞与から20万円を取り分けるなら、残りの10万円を3回で割って月およそ33,334円です。この差は工夫の差ではなく、日程の差です。カレンダーを開いて、これからの3か月に入るお金の日付を全部書き出してください。そのうえで30万円をその回数で割ります。割り算の結果が毎回払える額でなければ、期間か目標額を先に変えます。
月10万円をどこから出すか
3か月続く目標では、1か月の集中と違って、我慢だけでは持ちません。だから固定費から先に手をつけます。通信プラン、サブスク、保険の特約、使っていない会員費。一度下げれば3か月ずっと効き続けるので、金額が小さくても効率が良い順番です。次に変動費で、食費と外食に毎週の上限をかけます。3か月なので、ゼロにするのではなく、続けられる高さの上限にします。それでも足りない分は、支出ではなく収入側で埋めるほうが現実的です。使っていないものを売る、単発の仕事を受ける、残業分をそのまま袋へ入れる。三つの見込みを足して、月10万円に届くかどうかを紙の上で確かめてから始めてください。
賞与が入るなら、入る前に配分を決めておく
賞与は3か月の目標をいちばん簡単に達成させてくれる入金であり、同時にいちばん取り逃しやすい入金でもあります。理由は単純で、入る前に使い道を決めていないと、入った直後に何となく減るからです。だから入金日の前に、紙に配分を書きます。まず、その賞与に紐づいている支払いを先に取り分けます。ローンのボーナス払い、年払いの保険料、車検、帰省の費用など、契約や習慣ですでに賞与を当てにしているものです。そのうえで残りに対して、今回の目標にいくら、それ以外にいくらを決めます。金額は自分の通知や契約書に書かれている数字を使ってください。世間の平均を当てにする必要はまったくありません。
3か月という長さの落とし穴
3か月は、1か月より確実に成功率が高い一方で、固有の弱点があります。途中で一度も確認しないと、2か月目のなかばで進捗が分からなくなり、そのまま曖昧になって終わることです。だから中間の確認日を先に決めます。1か月目の給料日の翌日、2か月目の給料日の翌日、と決めておくだけで十分です。もうひとつの弱点は、3か月のうちに必ず一度は予定外の支払いが来ることです。冠婚葬祭、家電の故障、体調不良。これを目標の袋から出すと、そこで計画が壊れます。壊れないようにするには、目標の袋とは別に予備費の袋を薄く持っておきます。金額は小さくて構いません。役割が分かれていることのほうが効きます。
袋のほうをどう設定するか
目標の袋をひとつ作り、目標額を30万円、期限を3か月後の日付にします。給料日には、変動費の袋より先にこの袋を満たします。賞与が入る月は、賞与に紐づく支払いを取り分けたあとで、残りから一括で入れます。進み具合は残高ではなく達成率で見ます。残高は増えていくので気分が良くなりますが、期限に間に合うかどうかを教えてくれるのは割合のほうです。Envelope Budget では貯金目標に金額と日付を設定でき、ビジョンボードに何のための30万円かを置いておけます。3か月続く目標では、金額そのものより、何のためだったかを思い出せることのほうが効きます。
よくある質問
月10万円が無理なら、目標を下げるべきですか、期間を伸ばすべきですか
先に期間を伸ばしてください。目標額を下げると、何のために貯めていたかという理由のほうが壊れることが多いからです。30万円が必要な理由があるなら、その30万円は変えずに、4か月か6か月に伸ばして毎月の額を払える大きさにします。逆に、30万円という数字自体に根拠がないなら、必要額を先に計算し直すべきです。見積書や請求書や契約書に書かれた自分の数字から目標額を作ると、途中で崩れにくくなります。毎回払える額かどうかが、続くかどうかを決めます。
3か月のあいだ、生活防衛費への積み立ては止めていいですか
生活防衛費がまだ薄いなら、止めないほうが安全です。止めると、3か月のうちに予想外の支払いが来たときに、目標の袋を崩すか、カードで払うことになります。どちらも計画が壊れる形です。両方を同時に進めるのが苦しいなら、目標の期間を伸ばして、毎月の配分を両方に少しずつ回してください。生活防衛費がすでに十分あると自分で判断できるなら、3か月だけそちらを止めて目標に集中するのは合理的です。判断の基準は金額そのものではなく、止めているあいだに何かあったら払えるかどうかです。
貯めた30万円は、目標の日まで手をつけないほうがいいですか
はい。ただし、手をつけないためには置き場所を分けることが必要です。生活費の口座に置いたままだと、残高としてしか見えないので、月末に判断が甘くなります。目的別の口座を使う、別の口座に移す、現金なら分けるなど、引き出すのにひと手間かかる形にしてください。そのうえで袋の記録は残しておきます。実際のお金と袋の残高が食い違うと、そこで管理をやめてしまう人が多いので、置き場所を変えたら記録も同じ日に合わせます。
この家計をスマホで回す
Envelope Budget は、この袋をそのままポケットに入れます。すべての金額を割り当て、使ったその場で記録して、実際にいくら残っているかを見ます。
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