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ホーム貯金の目標

旅行費を毎月の積立で用意する

旅行の費用は、突然の出費に見えて、実際には日付の分かっている支出です。年に何回、どの時期に行くかを決め、1回あたりの総額を見積もり、その年額を12で割って毎月積み立てます。総額には交通費と宿泊費だけでなく、現地費用、食事、土産、そして留守中の費用まで入れてください。この袋があると、旅行のたびにカードの残高が増えるということがなくなります。

旅行は、突然の出費ではない

旅行の費用が家計を苦しくするのは、金額が大きいからではなく、月の生活費から出そうとするからです。旅行に行く月だけ支出が跳ね上がり、その月が赤字になり、足りない分がカードに乗ります。ところが旅行は、たいてい何か月も前から予定されています。つまり日付の分かっている支出です。日付が分かっている大きな支出は、月々に割って先に積んでおく。それが特別費の積立という考え方です。年に何回行くかを先に決めて、その合計を12で割ってください。旅行が増えるのではなく、旅行の月だけ赤字になるという現象がなくなります。

総額の作り方

1回あたりの総額は、交通費と宿泊費だけでは終わりません。現地での移動、食事、入場料や体験、土産、通信、それに旅行のために買う物があります。そして忘れられがちなのが、留守のあいだにかかる費用です。ペットを預ける、駐車場を使う、家族に頼む、といった費用がここに入ります。数字は、自分の過去の旅行の記録から作るのがいちばん正確です。記録がないなら、次の旅行で全部記録してください。1回きちんと記録すれば、翌年からの見積もりは推測ではなくなります。相場を調べるより、自分の実績を1回作るほうが早いです。

時期を選べるかどうかで、必要額が変わる

日本では、大型連休、お盆、年末年始に移動と宿泊の価格が上がります。この時期に行くしかない事情があるなら、必要額は上がります。時期を選べるなら、同じ行き先でも必要額が変わります。だから積立の計画を立てるときは、行き先より先に時期を決めてください。時期が決まれば、いつ予約するか、早期の割引の有無を確認するか、といった判断がしやすくなります。運賃や料金は年によって変わるので、こちらで金額を示すことはできません。確認先は各交通機関と宿泊施設の公式の案内です。積立の側でやるべきなのは、高い時期に行く前提なら、そのぶん厚く積んでおくことです。

旅行の袋と、生活防衛費を混ぜない

旅行の費用を生活防衛費から出すと、生活防衛費は永遠に育ちません。旅行は楽しみですが、緊急ではないからです。同じように、旅行の袋を他の特別費と一緒にしないでください。車検も更新料も帰省も同じ袋に入れると、旅行のために積んだつもりの残高が、実は車検の分だったということが起きます。袋は用途ごとに分けて、それぞれに年額と日付を持たせます。旅行の袋が目標に届いていなければ、旅行の規模を調整するか、時期を後ろにする。判断が支出の前にできるようになるのが、袋を分ける最大の利点です。

袋のほうをどう設定するか

旅行のための特別費の積立をひとつ立て、年間の旅行の総額を12で割った額を毎月入れます。年に複数回行くなら、回ごとに小さな目標を置いても構いません。予約金や早期の支払いがある場合は、その日付を袋の期限にします。旅行から帰ったら、実際にかかった額を記録して、翌年の積立額を直してください。Envelope Budget では貯金目標に金額と期限を持たせられ、ビジョンボードに行き先を置けます。行き先の写真が見える場所にあると、積立が続きやすくなります。

よくある質問

旅行費は毎月いくら積み立てればいいですか

年に行く予定の旅行の総額を合計し、12で割った額です。総額は、交通費、宿泊費、現地費用、食事、土産、留守中の費用まで含めて作ります。過去の旅行の記録があるならそれを使い、なければ次の旅行で全部記録してください。1回記録すれば、翌年からは推測ではなく計算になります。金額が大きすぎて毎月出せないなら、旅行の回数か規模か時期のどれかを変えることになります。積立額のほうを無理に上げると、ほかの袋が痩せます。

旅行の予約はいつすればいいですか

予約の時期による価格の違いは、交通機関や宿泊施設や時期によって変わるので、こちらでは示せません。公式の案内で早期の割引や条件を確認してください。家計の側で言えることは、予約金や早期の支払いがある場合、その日付が実質的な期限になるということです。袋の期限を、旅行の日ではなく支払いの日にしてください。もうひとつ、キャンセルの条件も予約前に確認しておくと、予定が変わったときの損失を計算に入れられます。

旅行を我慢して貯金にまわすべきですか

その判断はこちらではできませんが、袋を分けておくと判断がしやすくなります。旅行の袋が目標に届いていないとき、選択肢は三つです。規模を小さくする、時期を後ろにする、ほかの袋から移す。三つ目を選ぶなら、どの袋から移すのかを自分で決めることになります。この選択が支出の前に来ることが重要で、旅行から帰ってきてから請求書で気づくのとは、まったく違う経験になります。我慢するかどうかではなく、どこから出すかを先に決める話です。

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