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ホーム貯金の目標

生活費6か月分の生活防衛費を作る

生活必需の月額に6を掛けた額が目標です。生活必需が月20万円なら120万円で、36か月なら月およそ33,334円、24か月なら月5万円、賞与2回で年40万円を当てられるなら期間はさらに縮みます。6か月分が要るのは、収入が一本の人、扶養している人がいる人、次の収入が決まるまでに時間がかかる働き方の人です。通過点を置いて進めてください。

6か月分が必要なのは、どういう家計か

6か月分は大きな目標なので、自分に本当に必要かを先に決めます。必要性が高いのは、世帯の収入が一本しかない、扶養している人がいる、業種的に次の仕事が決まるまで時間がかかる、収入の額が月ごとに動く、持ち家で毎月の支払いが動かせない、といった条件のどれかに当てはまる場合です。逆に、世帯に安定した収入が二本あり、扶養がおらず、住居費が軽いなら、3か月分で十分だと判断することにも根拠があります。ここは他人の目安を借りる場面ではありません。自分の条件を書き出して、6という数字を選ぶ理由を一行にできるなら、その目標は最後まで持ちます。

掛け算と、期間の割り算

掛け算の左側は、収入が止まっても払い続けるものだけです。住居費、光熱費、食費、交通費、通信費、保険料、借入の最低返済、保育や学校の固定の支払い。娯楽、外食、旅行、貯金は入れません。合計が月20万円なら、6か月分は120万円です。期間は、36か月なら月およそ33,334円、24か月なら月5万円、48か月なら月25,000円。賞与から年に合計40万円を当てられるなら、月の負担はさらに軽くなります。長い期間を選ぶことに引け目を感じる必要はありません。この目標では、途切れないことが速さよりずっと価値があります。

何年もかかる目標を、途中で見失わない方法

2年から4年という期間は、目標が生活の背景に溶けるのに十分な長さです。だから通過点を細かく置きます。1か月分、2か月分、3か月分、4か月分、と生活必需の月額ごとに区切ってください。区切りごとに、そこまで来たことを記録します。もう一つ効くのは、年に一度、掛け算の左側を計算し直すことです。家賃が変わった、子どもが増えた、借入が終わった。左側が変われば目標額も変わります。3年前の生活費で作った目標を追い続けるのは、正確でもないし、続く理由にもなりません。年に一度の見直しは、この目標に必要な作業です。

この期間に来る大きな支払いを、別の袋で受ける

数年がかりの目標では、日付の決まった大きな支払いが何度も来ます。車検と自動車税、賃貸なら更新料と火災保険、持ち家なら固定資産税と修繕の費用、帰省、冠婚葬祭、お年玉、入学や進級の準備、年払いの保険料。これらを生活防衛費から出していると、増えては減るを繰り返して何年たっても到達しません。日付が分かっているものは特別費の積立に集め、年額を12で割って毎月入れます。金額は、自分の通知書や契約書や見積もりの数字を使ってください。この袋を作ることが、6か月分に到達するための実質的な条件です。

袋のほうをどう設定するか

生活防衛費の袋に、掛け算で出した目標額を入れ、1か月分ごとの通過点も書いておきます。給料日には固定額を先に入れ、賞与の月に上乗せします。特別費の積立と予備費は別の袋にします。役割が違う袋を混ぜると、どちらが減ったか分からなくなるからです。進み具合は割合で見ます。Envelope Budget では袋ごとに目標額と達成率が見えるので、120万円に対して今どこかが一目で分かります。ビジョンボードに、この袋が何のためかを一行置いておくと、数年続く目標では効きます。

よくある質問

6か月分は多すぎませんか

条件によります。世帯に安定した収入が二本あり、扶養がおらず、住居費が軽いなら、3か月分でも合理的です。収入が一本で扶養がいて、次の仕事が決まるまでに時間がかかりそうなら、6か月分には根拠があります。どちらか迷うなら、まず3か月分を目標にして、そこに到達した時点で判断し直してください。その頃には、自分がどれくらいの速さで積み立てられるかの実績が出ています。実績を見てから月数を決めるほうが、最初に大きな数字を置くより現実的です。

生活防衛費は全額を同じ場所に置くべきですか

全額をすぐ引き出せる形にする必要はありませんが、少なくとも生活必需の1か月分は、その日のうちに使える場所に置いてください。すぐ出せない場所しかないと、いざというときにカードや借入に頼ることになり、目的を果たしません。残りをどう持つかは自分の判断になります。ここで扱っているのは置き場所の選び方ではなく、その金額を作って崩さないための家計の仕組みです。どこに置く場合でも、袋の記録と実際の残高は一致させておいてください。

退職を考えている場合も、6か月分で足りますか

退職が視野にあるなら、6か月分の掛け算とは別に、もう一行を見込んでおく必要があります。勤めをやめると、給与から引かれていたものが自分あての請求として届き始めるからです。住民税は前の年の所得をもとに決まるため、収入が減ったあとに前年基準の通知が届きます。健康保険と年金も、加入の形が変わって自分で払う形になります。金額も手続きも、自治体と保険者と勤め先の通知に書かれているもので決まり、こちらで計算することはできません。通知が来る前提で、別の袋を用意しておいてください。

この家計をスマホで回す

Envelope Budget は、この袋をそのままポケットに入れます。すべての金額を割り当て、使ったその場で記録して、実際にいくら残っているかを見ます。

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