水道代を下げる:請求は2か月ごと、基本料金は口径で決まる
水道料金は多くの自治体で2か月ごとの検針・請求です。だから毎月の家計に載せるときは、請求額を2で割って月割りにします。料金は口径で決まる基本料金と、使った量に応じた従量料金の合計で、下げられるのは後者です。家庭の水はシャワー、トイレ、洗濯、炊事に集中しているので、手当てもそこに集中させます。金額と料金体系は自治体ごとに違うので、必ず自分の検針票を見てください。
まず、2か月ごとの請求を月割りに直す
水道は多くの自治体で2か月に一度の検針・請求です。この周期のせいで、家計簿の上では奇数月だけ支出が跳ねているように見えます。やることは単純で、請求額を2で割って毎月の予算に載せ、請求が来た月に袋からまとめて払います。もうひとつ、検針票には使用量が立方メートルで書かれています。金額ではなく、この使用量を月ごとに控えておくと、料金改定で単価が動いても自分の使い方が変わったかどうかが分かります。金額だけを追いかけていると、単価の変化と生活の変化が混ざって、どちらの話をしているのか分からなくなります。
基本料金と従量料金を分けて読む
水道料金は、水道管の口径で決まる基本料金と、使った量に応じた従量料金、それに下水道の使用料を足した形になっているのが一般的です。基本料金は使わなくてもかかる部分で、口径は建物側の設備なので、賃貸の入居者が自分で変えられるものではありません。つまり努力で下がるのは従量の部分です。ここを理解しておくと、必死に節水したのに請求が思ったほど下がらない、という落胆を避けられます。単価の刻み方も自治体ごとに違い、使うほど単価が上がる段階制をとっているところが多いので、たくさん使っている家庭ほど削減の効きは大きくなります。
家庭の水がどこで消えているか
家庭で使う水は、風呂・シャワー、トイレ、洗濯、炊事にほぼ集中しています。だから手当てもそこだけでいい。シャワーは、節水タイプのシャワーヘッドに替えるのがいちばん手数が少なく、しかも毎日効きます。止水ボタン付きなら、髪や体を洗っているあいだの流しっぱなしが減ります。風呂の残り湯を洗濯に回す、洗濯はまとめて回す、というのも定番ですが、これは手間が続くかどうかで決まるので、続かないなら無理に入れなくて構いません。炊事は、洗い物を溜めてから食洗機で回すほうが、手洗いより水を使わないことが多いという点だけ覚えておけば足ります。
急に上がったときに疑う順番
使い方を変えていないのに水道代が跳ねたときは、漏水を疑います。判定のしかたは決まっていて、家じゅうの蛇口を閉め、水を使う機器をすべて止めた状態で、メーターのパイロット(小さな回転する部品)を見ます。それが動いていれば、どこかで水が流れています。トイレのタンクの中で少しずつ流れ続けるのは、音が小さいので気づきにくい典型例です。賃貸なら、自分で修理業者を呼ぶ前に管理会社か大家さんへ連絡してください。設備の不具合は貸主の負担になることがあり、勝手に手配すると費用の扱いでもめます。自治体の水道局が漏水の相談窓口を持っていることも多いので、そこも確認先になります。
袋の作り方:隔月の請求を、毎月の袋で受ける
水道は「毎月出ていかないのに、来たときは2か月分」という支出です。これは特別費の積立と同じ形なので、扱い方も同じです。光熱費の袋に、月割りにした水道の分を毎月入れておき、請求が来た月にそこから払います。請求のない月に袋の残高が育っていくのを見ておくことが、この方法の全部です。銀行残高で管理していると、水道のない月の余裕を使えるお金だと読み違えて、請求月に苦しくなります。電気やガスと同じ袋にまとめてしまって構いません。管理する袋が増えるほど続かなくなるので、分けるのは本気で下げにいく月だけにします。
よくある質問
水道代は毎月請求されないのですか?
多くの自治体で2か月に一度の検針と請求です。ただしこれは全国一律ではなく、地域によって毎月請求のところもあります。自分の周期は検針票か、水道局のウェブサイトで確認できます。家計の側の扱いは周期に関係なく同じで、年間の合計を12で割った額を毎月の袋に入れ、請求が来たときにそこから払う。そうすれば、請求のある月とない月で家計の見え方が変わらなくなります。
節水シャワーヘッドは元が取れますか?
使う量で決まります。計算は自分の数字でできます。本体価格を、月に減る水道代とお湯を沸かすガス代・電気代の合計で割れば、回収にかかる月数が出ます。シャワーを毎日長く使う世帯ほど早く回収でき、湯船中心でシャワーが短い世帯ほど遅くなります。減る量の見込みは製品の仕様に書かれた流量から概算できますが、実際の効果は水圧や使い方で変わるので、取り付けた前後の検針票の使用量で確かめるのが確実です。
使っていないのに水道代が高いです。何を確認しますか?
まず漏水の確認です。家中の水を止めた状態でメーターのパイロットが回っていれば、どこかで流れています。トイレのタンク、給湯器まわり、屋外の散水栓が定番の場所です。回っていないなら、検針の日数がその回だけ長かった、料金改定があった、家族の在宅時間が増えた、といった説明のつく理由を順に見ていきます。賃貸で漏水が疑われる場合は、自分で業者を呼ぶ前に管理会社か大家さんに連絡してください。
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