洗濯代を減らす:回す回数と、乾かし方で決まる
洗濯にかかるお金は、水道代、電気代、洗剤代、そして乾燥にかかる費用の合計です。この中でいちばん大きく動くのが乾燥で、次が回す回数です。だから手を打つ順番は、まとめ洗いで回数を減らすこと、部屋干しを速く乾く形にすること、そして乾燥機やコインランドリーを使う場面を限定することです。クリーニングは、家で洗える衣類を増やすかどうかで決まります。
回数を減らすのが、いちばん素直な削減
洗濯機は、半分の量で回しても水と電気は満量に近く使います。だから一回あたりの効率は、詰めるほど良くなります。二日に一回を三日に一回にできるなら、それだけで水道代と電気代が下がります。ただし、詰めすぎると汚れが落ちず、洗い直しになって逆効果です。目安は洗濯槽に対して八割程度で、それ以上詰めない。もうひとつ、洗剤は多く入れても汚れ落ちは比例しません。すすぎ残しの原因になり、洗剤代も無駄になります。計量スプーンを使って、表示どおりの量にする。これだけで洗剤の減りが変わる家庭は多いはずです。
乾燥が、費用のいちばん大きい部分
洗うより乾かすほうがお金がかかります。乾燥機を使う家庭では、洗濯にかかる電気代の大半が乾燥です。だから、干せる日は干す、というだけで大きく変わります。とはいえ、天気と生活時間の都合で干せない日はあります。そこで効くのが脱水です。脱水をしっかりかけてから干すと、乾く時間が短くなり、部屋干しなら除湿機やエアコンの稼働時間が減ります。厚手のものだけ乾燥機、薄手は干す、という分け方も現実的です。全部を同じ方法で処理しようとすると、どちらかで無駄が出ます。
部屋干しを、速く乾く形にする
部屋干しが高くつくのは、乾かないからです。乾くまでの時間が長いほど、除湿機やエアコンや扇風機を長く回すことになります。速く乾かす条件は三つ。風が当たっていること、湿った空気が逃げること、そして洗濯物どうしが離れていることです。だから、扇風機かサーキュレーターを下から当てる、狭い部屋なら換気扇を回すか除湿機を使う、ハンガーの間隔を空けて長短を交互に並べる。この三つで乾く時間が短くなり、結果として電気代が下がります。生乾きのにおいは乾く時間が長いことが原因なので、同じ対策がそのまま効きます。
コインランドリーとクリーニングの、使いどころ
コインランドリーは高くつく、と決めつける必要はありません。布団や大物のように家で洗えないもの、梅雨時にまとめて乾かしたいときは、一回あたりの費用より時間と失敗のリスクを買っていると考えると判断しやすくなります。ただし日常の洗濯を全部そこでやるなら、それは固定費です。回数を決めておいてください。クリーニングは、家で洗える衣類をどれだけ持つかで決まります。買うときに洗濯表示を見て、家で洗えるものを選ぶ。それだけで年間のクリーニング代が変わります。すでに持っている衣類については、表示に反する洗い方をして傷めると、衣類代のほうが高くつきます。
袋の作り方:洗濯まわりは光熱費と日用品に分けて入れる
洗濯のための独立した袋は、たいていの家庭では不要です。水道と電気は光熱費の袋、洗剤と柔軟剤は日用品の袋に入るからです。ただし、コインランドリーとクリーニングは別です。これは毎月一定ではなく、季節と衣類の入れ替え時期に偏ります。日用品の袋に混ぜると、その月だけ突出して見えて原因が分からなくなるので、「クリーニング・コインランドリー」として小さな袋を持つか、特別費の積立に含めてください。衣替えの時期にまとめて出す家庭なら、後者のほうが素直です。
よくある質問
洗濯は毎日と、まとめて回すのはどちらが安いですか?
一般に、まとめて回数を減らすほうが下がります。洗濯機は洗濯物が少なくても水と電気を相応に使うからです。ただし条件が二つあります。詰めすぎて汚れが落ちないと洗い直しになること、そして濡れたものや汚れたものを長く溜めるとにおいや衛生の問題が出ることです。八割程度までにとどめ、汚れの強いものは溜めない。この範囲でまとめれば、回数を減らした分がそのまま効きます。
乾燥機とコインランドリー、どちらが安いですか?
自宅の乾燥機の電気代と、コインランドリーの料金、それに移動の時間を並べて比べる話になります。自宅の乾燥機の一回あたりの電気代は、機種の消費電力と運転時間から概算できます。コインランドリーは料金が表示されているので、そちらは明確です。日常の洗濯は自宅、布団や大物や梅雨時のまとめ処理はコインランドリー、という使い分けにしている家庭が多いのは、この比較の結果として自然な形です。
クリーニング代を減らすには?
いちばん効くのは、買うときに洗濯表示を確認して、家で洗える衣類を増やすことです。すでに持っている衣類は、表示に従うのが原則で、そこを無視して傷めると衣類の買い替えのほうが高くつきます。あとは、着るたびに出すのではなく、ブラシをかけて風を通す、部分的な汚れだけ落とす、といった手入れで出す回数を減らすこと。シーズンの終わりにまとめて出す家庭が多いので、その分は特別費の積立に立てておくと、その月の家計が崩れません。
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