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ホーム貯金の目標

結婚式の費用を借りずに用意する

結婚式の資金計画で決定的なのは、総額ではなく二つの数字です。自己負担額と、支払いの時期です。日本の式ではご祝儀が費用の一部をまかないますが、ご祝儀が手に入るのは式の当日か後です。一方で式場への支払いは前払いの契約であることが多く、そこにズレが生まれます。用意すべきなのは自己負担額ではなく、いったん立て替える必要のある金額です。

総額ではなく、二つの数字で考える

結婚式の費用を考えるとき、総額の話ばかりが出ますが、家計にとって重要なのは別の二つです。ひとつは自己負担額、つまり総額からご祝儀と親からの援助を引いた残りです。もうひとつは支払いの時期です。この二つは連動していません。ご祝儀は当日か後に入りますが、式場への支払いは契約によって前払いのことがあります。前払いなら、ご祝儀を当てにできない状態で総額に近い金額を用意する必要があります。契約書に支払いの時期が書かれているので、見積もりと一緒に必ず確認してください。ここを確認していない計画は、実行の段階で崩れます。

ご祝儀の見込みを、自分の数字で立てる

ご祝儀の見込み額を、世間の相場から借りてこないでください。関係性、年齢、地域、参列の形によって幅が大きく、相場の表を当てはめると計算がずれます。やり方は、招待する人を一覧にして、関係ごとに自分が見込む金額を自分で決めることです。そのうえで、その合計を二通り作ります。ひとつは見込みどおりの場合、もうひとつは何割か下振れした場合。下振れの数字のほうで資金計画を組んでください。参列の人数は直前まで動きます。欠席が出れば、その分の料理代と引出物は減りますが、ご祝儀も減ります。減り方が同じとは限りません。

式のあとに続く出費を数える

結婚にかかるお金は、式だけで終わりません。いただいたお祝いに対する内祝い、両家の行き来にかかる費用、写真や映像の追加、指輪、新生活の準備、そして新婚旅行。これらは式の見積書には載りません。だから、式の袋とは別に、その前後の袋を立ててください。特に内祝いは、いただいた金額に応じて返す形が一般的なので、ご祝儀が入ったあとに出ていく支出です。ご祝儀の全額が自由に使えるお金だと考えていると、ここでずれます。ご祝儀が入ったら、まず内祝いの分を別の袋へ取り分けてから残りの使い道を決めてください。

借りずにやるための順番

借りずに済ませるためにできることは三つです。ひとつめは時期を動かすことで、これがいちばん効きます。式の日を後ろにすれば、貯める期間が伸びます。ふたつめは規模と内容を決めることです。人数、会場、演出、衣装、写真。見積書は項目ごとに並んでいるので、どこを厚くしてどこを薄くするかを二人で先に決めておくと、打ち合わせのたびに増える現象を止められます。みっつめは、いつ何を払うのかを二人でカレンダーに書くことです。予約金、中間金、最終金。日付が書かれていれば、そこに向けて袋を用意できます。書かれていない支払いだけが、家計を壊します。

袋のほうをどう設定するか

袋は三つに分けます。式場への支払いのための袋、式の前後の出費のための袋、内祝いのための袋です。式場の袋には、契約書の支払い日と金額を入れます。前払いなら、ご祝儀を当てにしない金額が目標です。ご祝儀が入ったら、内祝いの分を先に取り分け、残りを立て替えた分の穴埋めに回します。Envelope Budget では貯金目標に金額と期限を持たせられるので、支払い日ごとに小さな目標を並べられます。ビジョンボードは二人で見られるので、優先順位の話をするときに使えます。費用の話は、金額ではなく順位の話にしたほうが揉めません。

よくある質問

結婚式のために、いくら貯めればいいですか

総額ではなく、契約書に書かれた支払いの時期と金額から決めます。前払いの契約なら、ご祝儀が入る前に払う必要があるので、必要額は自己負担額よりも大きくなります。式場の見積書と契約書を手元に置いて、いつ、いくら払うのかを日付つきで書き出してください。そのうえで、ご祝儀の見込みを自分の招待客一覧から立て、下振れした場合の数字で計画します。相場の表を当てはめるのではなく、自分の一覧から作るのが唯一の正確なやり方です。

ご祝儀を当てにして計画してもいいですか

支払いの時期によります。式のあとに払う契約なら、ご祝儀を計算に入れられます。前払いなら、入る前に払うことになるので当てにできません。どちらの場合でも、ご祝儀は人数と欠席で動くので、見込みより低い数字で計画してください。そして、ご祝儀が入ったあとには内祝いの支出が続きます。入った額をそのまま使える前提で組むと、あとから足りなくなります。ご祝儀が入った日に、内祝いの分を先に別の袋へ移すのが安全です。

式の費用をローンで払うのはどうですか

支払い方法の良し悪しを断定することはこのページの役割ではありませんが、家計の側で確かめられることはあります。返済が始まったあとの毎月の家計に、その返済額を置いてみることです。結婚後は、住まいが変わったり、生活費の分担が変わったり、次の目標が始まったりします。その時期に固定費が一つ増えることの影響を、紙の上で先に見てください。もし重いと感じるなら、動かせるのはたいてい式の日付か規模です。金額より時期を動かすほうが、痛みが小さいことが多いです。

この家計をスマホで回す

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