忘れているサブスクを見つける:探す場所は四つ
忘れられているサブスクは、探し方を決めていないから見つかりません。探す場所は四つです。クレジットカードとデビットの明細、スマホのアプリストアの購読管理、通信会社のキャリア決済、そして銀行口座の自動引き落とし。年払いのものがあるので、必ず12か月さかのぼります。見つけたら、解約は「今すぐ」ではなく「次の更新日の前」に済ませ、残すものだけを一つの袋にまとめます。
探す場所は四つ、期間は12か月
支払いはひとつの明細に集まりません。だから四か所を順に見ます。第一に、クレジットカードとデビットカードの利用明細。第二に、スマホのアプリストアの購読管理画面。ここはカード明細だと合算されて見えないことがあります。第三に、通信会社の請求書に含まれるキャリア決済。第四に、銀行口座からの自動引き落とし。期間は必ず12か月です。年に一度だけ引き落とされるものは、三か月分の明細を見ても絶対に出てきません。一枚の紙かメモアプリに、サービス名、金額、周期、引き落とし日を転記していきます。この転記作業が三十分。ここを飛ばすと、あとは全部推測になります。
見覚えのない名前を、そのままにしない
明細に出てくる会社名は、サービス名と一致していないことがよくあります。決済代行の会社名で表示されていたり、英語表記だったりします。見覚えのない名前が出てきたら、その文字列をそのまま検索してください。たいていは何のサービスかが分かります。それでも分からないものは、カード会社に問い合わせます。少額の請求が何年も続いていて、誰も気づかない、というのはこの手の名前で起きます。逆に、身に覚えのない請求が不正利用である可能性もゼロではないので、放置しないこと。金額が小さいから調べる価値がない、という判断がいちばん高くつきます。
残すか切るかを、使用実績だけで決める
一覧ができたら、それぞれに「直近一か月で何回使ったか」を書き添えます。使っていないものは切る。ここで迷いが出るのは、「そのうち使うかもしれない」ものです。その判断は保留にせず、期限をつけてください。次の更新日までに一度も使わなければ切る、と決めて、その日をカレンダーに入れる。そうすれば、決断を先送りしても自動的に処理されます。もうひとつ、切るかどうか悩む金額の小ささが罠です。小さいから残す、を繰り返した結果が今の一覧です。一つずつではなく、合計額を見て判断してください。
解約は、更新日から逆算して手続きする
解約でよくある失敗が二つあります。ひとつは、更新日を過ぎてから手続きして、もう一期間分を払ってしまうこと。もうひとつは、無料期間の途中で解約し忘れて、そのまま課金が始まることです。どちらも同じ対策で防げます。契約したその日に、更新日または無料期間の終了日をカレンダーに入れ、数日前に通知が来るようにしておく。すでに契約しているものについては、一覧を作った今このタイミングで全部入れてください。解約の手続き方法もサービスによって違い、アプリ内では止められずウェブから、というものもあります。手順は各サービスのヘルプに書かれています。
袋の作り方:残した分を一つにまとめ、浮いた分を移す
残すと決めたサブスクを「サブスク」の袋にまとめ、年払いのものは年額を12で割って毎月入れます。ここまでが管理です。もうひとつ、忘れずにやってほしいのが、解約で浮いた金額の行き先を決めることです。何もしなければ、その分は生活費の中に溶けて、来月には存在しなかったことになります。同じ額を貯金の袋か、特別費の積立に付け替えてください。棚卸しで見つけた分が毎月そこへ入っていくのが見えると、この作業をもう一度やる気になります。半年に一度、同じ四か所を見に行くと決めておくのがいちばん確実です。
よくある質問
解約したのに請求が続いています。どうすればいいですか?
まず、解約が完了したことを示す画面かメールが手元にあるかを確認してください。多くのサービスは解約時に確認メールを送ります。それがない場合、手続きが途中で終わっている可能性があります。次に、請求の周期を確認します。すでに始まっている期間の分は、解約しても期末まで請求されるのが一般的です。それでも説明がつかないなら、サービスの窓口に連絡し、それでも解決しない場合はカード会社に相談してください。証拠として、解約日時と手続きした画面の記録を残しておきます。
無料お試しに入るときの、いちばん確実な対策は?
登録した直後に、終了日の二日前でカレンダーに通知を入れることです。登録の勢いがある瞬間にやってしまうのが要点で、あとでやろうと思うと必ず忘れます。さらに確実にしたいなら、登録したその場で解約手続きの場所を確認しておいてください。アプリからは止められずウェブからだけ、というサービスがあり、それを終了日の前夜に探すと間に合わないことがあります。無料期間を使い切ってから止めるのは正当な使い方なので、後ろめたく思う必要はありません。
この棚卸しは、どのくらいの頻度でやればいいですか?
半年に一度で十分です。それより頻繁にやっても新しい発見は少なく、一年に一度だと年払いの更新を取り逃がします。日付を決めてしまうのが続けるコツで、たとえば1月と7月の最初の週末、と決めてカレンダーに繰り返し予定を入れておきます。二回目からは前回の一覧があるので、作業は十五分ほどで終わります。増えたものだけを見ればいいからです。
この家計をスマホで回す
Envelope Budget は、この袋をそのままポケットに入れます。すべての金額を割り当て、使ったその場で記録して、実際にいくら残っているかを見ます。
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