支払いを1か月先回りするにはどうすればいいですか?
1か月先回りとは、今月の支払いを、先月稼いだお金で払っている状態です。そうなると、給料日がいつかということが家計に関係なくなります。到達するには、固定費1か月分を予備費の袋に、少しずつ積み上げます。まとまったお金が現れるのを待つのではありません。埋まるまでは、それぞれの支払いを、その期限より前に入る給料に割り当てて回します。予備費の袋は埋めるだけで、使いません。
これは収入の問題ではなく、順番の問題です
家賃が1日で、給料が25日。これはお金が足りないのではなく、来る順番が違うだけです。そして2つはまったく別の直し方をします。足りない問題だと思うと、収入を増やすか、さらに削る方向へ行きます。順番の問題だと分かれば、直し方は、一度作ればあとは維持するだけの予備費です。1か月先回りというのは、今月の支払いに使うお金が、今月が始まる前から袋に入っていた、というだけの状態です。
埋まるまでの回し方
予備費が埋まる前は、これから30日分を紙に書きます。支払いごとに1行、引き落とし日つきで。そして給料日も1行入れます。それぞれの支払いを、その日より前に入る給料に割り当てます。近い給料ではなく、前に入る給料です。前に給料がない支払いが、いま問題を起こしているものです。引き落とし日を動かせるかどうかは、契約先によって違います。推測せずに、契約先に聞きます。
目標額は、まず固定費だけで決める
自分が何もしなくても来るものを合計します。家賃と管理費、光熱費、通信費、保険料、借入や奨学金の返済。その合計が最初の目標です。食費やガソリンのような変動費は、いまは入れません。入れると目標が大きくなりすぎて、最初の数か月で無理だと感じて捨てられます。固定費分が埋まったら、そのあとで1か月分の生活費まで伸ばせます。
どこから埋めるお金が出てくるか
普通は3つです。予定より少なく済んだ月の余り。月末に残っていた袋の繰り越し。そして賞与です。賞与のある働き方なら、これが最大の入金機会になります。毎月の家計は賞与がなくても回る形で組んでおいて、入った分の一部をここに入れます。年末調整で戻ってきたお金や、臨時に入ったお金も同じ扱いです。昇給はひとつも必要ありません。
予備費を機能させる唯一のルール
予備費からは使いません。使っているなら、それは予備費ではなく、名前を変えた貯金です。修理、通院、ペットの通院のような普通の不意打ちは、別の袋で受けます。判定は簡単です。この3か月、予備費の残高は増える方向にしか動いていないか。両方向に動いていたなら、まだ予備費ではありません。
今日やる変更
予備費という袋を1つ作って、目標を固定費1か月分にします。金額が小さくても、今入れられる分を入れます。毎月、繰り越しと余りから埋めます。貯金目標より先に埋めます。そして使いません。埋まった時点で、家計から日付が消えます。残るのは、この袋にお金があるか、という1つの質問だけになります。
よくある質問
1か月先回りに必要な金額はいくらですか?
自分の固定費1か月分です。今日その場で計算できます。家賃と管理費、光熱費、通信費、保険料、借入返済を足すだけです。一般的な金額はありません。自分の請求から出た数字だけが意味を持ちます。
予備費と借入返済、どちらが先ですか?
どちらにしても、毎月の最低返済は必ず続けます。そこは選択肢ではありません。小さい予備費を先に作る理由は、次の不意打ちが新しい借入を作るのを止めるためです。返済を先にする理由は、残高を持っていること自体に負担があるからです。どちらが有利かは、自分の契約条件が決めます。それは利用明細に書いてあります。
収入が一定ではありません。
毎月一定額ではなく、多かった月の余りから埋めます。目標額は平均ではなく、直近でいちばん少なかった月の固定費で決めます。収入が不安定な場合、予備費は2つの役目を持ちます。順番の修正と、でこぼこな収入を毎月一定の入金に変えることです。
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