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都市部の賃貸:家賃と管理費と、二年ごとの更新料

都市部の賃貸で暮らす家計の特徴は二つあります。第一に、家賃に管理費や共益費が乗るため、住居費の実額が募集条件に書かれた家賃より大きくなること。第二に、二年ごとの更新料が家計の外に置かれがちなことです。更新料の金額は契約書に書かれているので、その金額を二十四で割って毎月積んでおけば、更新の月に慌てずに済みます。この二つを住居費として一体で扱うと、自分が本当に住居に払っている金額が見え、他の袋の金額も現実的になります。

内訳

%
🏠 家賃・管理費
管理費や共益費を含めた実額で置きます。
33%
🛒 食費(自炊)
毎日入力が発生する袋。週で区切ると効きます。
16%
🎉 娯楽・外食
都市部は誘惑が多い費目。上限を決めます。
10%
🎯 貯金
引っ越しの初期費用を目的にすると崩れにくくなります。
10%
🧯 予備費
住居費が重いほど、この袋が効きます。
7%
💡 光熱費
年間でならした金額を入れます。
6%
📅 特別費の積立
帰省、冠婚葬祭、家電の買い替え。
5%
📱 通信費
見直しがいちばん効く固定費です。
4%
🚃 交通費
通勤手当で戻る分は除きます。
4%
📄 更新料の積立
契約書の金額を24で割って毎月積みます。
3%
🛡️ 保険
火災保険は更新の時期が契約更新と重なりがちです。
2%

住居費は、家賃だけではない

募集条件に書かれている家賃と、毎月口座から出ていく金額は違います。管理費や共益費が別に記載されていることが多く、駐輪場や駐車場を借りていればそれも乗ります。家計を組むときは、この合計を住居費として一体で扱ってください。家賃だけを見て「手取りの三分の一に収まっている」と判断すると、実際には超えていることがあります。契約書と毎月の引き落としを突き合わせて、住居に払っている実額を一度だけ正確に出してください。それが他の袋の金額を決める前提になります。

更新料を、毎月ならす

二年ごとに更新料を求められる契約であれば、その金額は賃貸借契約書に書かれています。ここで一般的な水準を示すことはしません。地域や物件、貸主によって扱いが違い、書かれていない契約もあるからです。やるべきなのは、自分の契約書を開いて金額を確認し、それを二十四で割って毎月積むことです。同じ時期に火災保険の更新や保証に関する費用が重なることもあるので、それらも合わせて積立の金額を出してください。更新の月が来ても、袋から出すだけで済みます。

住居費が重いときの、他の袋の作り方

住居費が手取りの三分の一を超えている家計では、残りの袋は必然的に小さくなります。ここで無理をして貯金や娯楽の金額を大きく取ると、月の後半で崩れます。実務的なのは、袋の数を減らすことです。食費、娯楽・外食、貯金、積立、予備費の五つ前後にして、日々見るのは食費と娯楽の二つだけにする。袋が多いほど不足の発生箇所が増え、袋の間で移動する回数が増えます。移動が習慣になると、上限そのものが機能しなくなります。

引っ越しを検討するための貯金

住居費が重い状態を根本的に解決する方法は、引っ越しです。ただし引っ越しには、初期費用というまとまった現金が必要になります。つまり、住居費が重くて貯金ができない家計は、住居費を下げるための現金も作れないという状態に置かれます。この輪から出るには、貯金の袋に「引っ越しの初期費用」という名前をつけて、少額でも積み続けるしかありません。名前のある袋は崩されにくく、しかも目標額が見えていれば、あと何か月で動けるかが分かります。

袋の運用

月初に固定費の袋を満たし、更新料の積立を忘れずに入れます。日々入力するのは食費と娯楽・外食の二つだけです。Envelope Budgetは手入力で銀行連携がないので、使った直後に入れると残高がロック画面のウィジェットに出ます。都市部では店も誘惑も多いので、判断が起きるのはレジの前です。そこで見る数字がひとつかふたつに絞られていることが、この家計でいちばん効きます。月末には、更新までの残り月数と積立の残高を確認してください。

よくある質問

更新料はいくらですか。

契約によって違うので、ここでは示せません。賃貸借契約書に記載があるはずなので、その金額を確認してください。地域や貸主によって扱いが異なり、更新料の定めがない契約もあります。金額が分かったら、二十四で割って毎月積むだけです。同じ時期に火災保険の更新が重なることもあるので、そちらも一緒に確認してください。

家賃が手取りの三分の一を超えています。引っ越すべきですか。

引っ越しには初期費用というまとまった現金が必要なので、今すぐには動けないことがほとんどです。まずは、他の固定費を並べて削れるものを削り、同時に引っ越しの初期費用という名前の袋を作って積み始めてください。動ける時期が数字で見えるようになると、今の状態を我慢する意味がはっきりします。

管理費は家賃と分けて管理すべきですか。

分ける必要はありません。同じ日に一緒に引き落とされることが多く、判断の余地もないので、ひとつの袋にまとめて構いません。大事なのは、家賃だけを住居費だと思わないことです。合計額で把握しておけば、次に物件を探すときの比較も正確になります。

袋はいくつ作るのがいいですか。

住居費が重い家計では、五つから七つに絞ってください。袋が多いほど不足が発生する箇所が増え、袋の間で移動する回数が増えます。移動が習慣になると上限が機能しなくなります。日々見るのは食費と娯楽の二つだけにして、残りは月に数回の確認で済むようにするのが現実的です。

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