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ホーム家計管理の方法

月単位と週単位、どちらで家計を回すか

日本の家計では、単位の選択はほぼ決まっています。給料が月に一度で、家賃も光熱費もカードの支払いも月で来る以上、基本は月単位です。週単位は家計全体を置き換えるものではなく、実際にはみ出す二つか三つの費目、たいていは食費と外食と娯楽にだけ被せる技術です。月単位の弱点は、間違いに気づくまで最長で一か月かかることで、週で持てばその待ち時間が七日になります。週の額は、月額を4ではなく4.33で割ります。

単位が月に決まる理由

日本の家計では、月が既定です。給料が月に一度で、締め日と支払日が会社ごとに決まっていて、家賃も管理費も光熱費も通信費も月で請求されます。カードも、締め日のあとにまとめて引き落とされます。つまり、義務のほうがすべて月に並んでいるので、月で組めば変換の手間がありません。だからこのページの問いは「月か週か」ではありません。月を土台にしたうえで、どの費目だけを週に落とすか、です。全部を週に置き換えようとすると、家賃を四つに割るような無意味な計算が増えて、得るものがありません。

月単位の弱点は、変動費にだけ出る

月単位が不利になるのは、変動費だけです。期日のあるものに弱点はありません。金額が決まっていて、月に一度払って終わりだからです。問題は、食費の袋のような大きな数字が、2日の時点で目の前にあることです。大きい数字は豊かに見えて、使いすぎはまさにそこで起きます。袋が異常を教えてくれるころには月の大半が済んでいて、残ったレバーは最後の一週間を安く食べることだけになります。これは計画ではなく事後処理です。週単位が効くのは、この一点に対してだけで、それ以外の場所では手間が増えるだけです。

週で持つのは、二つか三つまで

週に落とす価値があるのは、小さな判断を何度も繰り返す費目です。ほとんどの家庭では食費、外食、娯楽で、多くても三つに留めます。ここを週で持つと金額が小さくなり、レジの前で覚えていられる数字になります。今週ぶんしかないと分かっていれば、店での判断が変わります。そして修正の機会が月に四回できるので、悪い一週間が悪い一か月になりません。かわりに、計画する場面が月一回から四回に増えます。四回は、飛ばす機会も四回だということです。だから対象を絞ります。全部を週にした人は、たいてい二か月でやめます。

給料日から次の給料日までを、一か月とする

月単位で組むとき、暦の1日から末日で区切る必要はありません。給料日から次の給料日までを一区切りにするほうが、実態に合います。給料日が25日なら、25日に袋を満たして、翌月24日までがその一か月です。こうすると、月をまたぐ支払いがどちらの月のものか迷わなくなり、月末に残高がゼロへ近づくのも正常な状態になります。締め日と支払日は会社ごとに違うので、自分の給与明細で確認してください。区切りをどこに置くかを一度決めたら、そのあとは変えないことのほうが大事です。区切りが動く家計は、前の月と比べられません。

4で割るか、4.33で割るか

一年は52週で12か月なので、一か月はおよそ4.33週です。月額を4で割って毎週入れると、一年で48週ぶんしか用意していないのに52週生活することになり、およそ4週間ぶんが資金のない週になります。それが「入れる日が5回ある月」として現れます。正直な直し方は二つです。ひとつ、4.33で割る。毎週の額はわずかに小さくなりますが、一年のすべての週が埋まります。ふたつ、4で割り続けて、5回目の補充は予備費の袋から出すと最初から決めておく。うまくいかないのは、4で割って、5回目に驚くやり方だけです。

袋の設定

固定費の袋と貯金の袋は、給料日に月一回満たします。金額は実際の請求額に合わせます。そのうえで、食費、外食、娯楽の袋を別に作り、決まった曜日に週一回、月額を4.33で割った額を入れます。週の袋は、余裕ではなく上限に感じられる大きさに保ちます。週の途中で空になったら、正しい対処は、ほかの袋から意図して移すことです。そうすれば取引が見えます。使いすぎてあとで帳尻を合わせるのではありません。Envelope Budget は補充が手動なので、月に一度入れる袋と週に一度入れる袋を、同じ画面に並べたまま回せます。ひと月回したら、一度も空に近づかなかった袋は月単位へ戻してください。

よくある質問

給料が月に一度でも、週単位で家計を組めますか?

組めますが、全部を週にする必要はありません。月に一度入るお金を、月で来る請求に充てるのがいちばん変換の少ない形です。週にする価値があるのは、判断の回数が多い費目だけです。給料日に固定費と貯金を月単位で確保して、残りのうち食費と外食と娯楽だけを週に割る。この形が、月給の家計でいちばん摩擦が少なく、いちばん効きます。逆に家賃を週に割るのは、計算が増えるだけで何も増えません。

週単位のほうが、使いすぎに効きますか?

変動費については、おおむね効きます。理由は単純で、数字が小さく、反応が早いからです。一週間ぶんの食費は、レジで覚えていられる金額です。一か月ぶんは覚えていられません。ただし、大きな買い物ひとつには効きませんし、固定費には関係ありません。固定費は使いすぎようがないからです。そして、計画全体が収入に対して無理なら、週にしても直りません。早く分かるだけです。早く分かること自体には価値があります。

週の終わりに残ったお金は、どうしますか?

決まりを先に作って、守ってください。次の週へ繰り越すのは優しいやり方で、食費には向いています。買い物の周期は週に合わないからです。特別費の積立や貯金へ移すのは厳しいやり方で、良い週が悪い週を静かに埋め合わせるのを防ぎます。問題になるのは、その都度決めるやり方だけです。使いたい週には、必ず繰り越しを選ぶことになります。どちらを選んでもいいので、選んだほうを書いておいてください。

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