給料日前にいつも足りません。どう組めばいいですか?
月単位ではなく、給料日から次の給料日までで組みます。そして、いきなり全部を割り当てるのではなく、小さい予備費と、2〜3個の変動費の袋から始めます。次の給料日までに落ちる引き落としを先に確保して、残りを、実際にお金が消えている費目へ配ります。余裕がないときに15費目を作っても、問題を詳しく記録するだけです。
月給だから、谷は毎回同じ場所に来る
月に一度の給料だと、不足はいつも同じところ、つまり給料日の直前に来ます。これは悪い知らせのようで、実はいい知らせです。日付が決まっている谷は、予測できる谷だからです。給料日から次の給料日までを1つの区切りにして、その区間だけを計画します。4週間先の支払いを、まだ入っていないお金と頭の中で照らし合わせる作業がなくなります。
引き落としを先に取り分ける
給料が入った日に、次の給料日までに落ちるものを先に取り分けます。家賃、光熱費、通信費、保険料、カードの引き落とし、返済。日本では引き落としが27日や月末に固まりやすいので、給料日との間隔が短い月ほど、この工程を先にしておく価値があります。残った額が、本当に生活に使えるお金です。
小さくても予備費を先に作る
最適化より予備費が先に来る理由は、失敗が次の月を短くするからです。引き落としができなかった場合の再振替や督促の扱いは契約先によって違いますが、どれも手間か費用のどちらかを増やします。そして増えた分は次の月から出ていきます。少額でも、給料日に取り分けて動かさないお金があると、この連鎖が切れます。これは貯金ではありません。家計が勝手に悪くなるのを止める部品です。
15個ではなく3個
お金が実際に消えている費目を2〜3個選びます。多くの人は食費、外食、そして何にでも使う袋です。それぞれに袋を作り、残りはまとめます。余裕がないときの費目の目的は、正確な集計ではありません。店に立ったまま2秒で確認できる数字を持つことです。15費目は、迷う機会が15回増えるだけで、お金は1円も増えません。
正直に効く手はふたつだけ
ひとつは、誰も選んでいない継続課金です。3か月分の明細を見て、もう使っていないのに請求が続いているものを探します。ここで見つかった分は、以後、何もしなくても毎月戻ってきます。もうひとつは、小さくて予定していなかった買い物の回数です。これは、袋の残りをレジに着く前に見ているかどうかで、はっきり変わります。家計が本当に動かせるのは、この2つです。
家計にできないこと
仕組みは収入を生みません。最低限の生活費が毎回の給料を超えているなら、家計の仕事は、その差がいくらで、どの袋で起きているかを正確に示すことです。差を埋めることではありません。それでも、その数字には価値があります。なんとなく足りないという感覚が、交渉にも相談にも使える具体的な金額に変わるからです。
今日やる変更
袋を埋めるタイミングを、1日ではなく給料日にします。そうすると、水曜日に見る残高が、まだ入っていないお金を含まない、いま本当にある数字になります。そこに、使わない予備費をひとつ足します。変動費の袋2つと予備費1つで、家計としては完成しています。予備費が空にならなくなってから増やせば十分です。
よくある質問
最初の予備費はいくらにしますか?
金額に正解はありません。基準は、引き落としが1回失敗したときに増える手間と費用を吸収できるかどうかです。まずは小さくても、給料日に取り分けて動かさない、というルールのほうを先に作ります。
全部のお金に役割を決めるやり方は向いていませんか?
間違いではなく、始めるには重いだけです。多少の余裕があるとうまく機能します。余裕がないときに同じことをすると、不足を15か所に書き直すことになりがちです。小さく始めて、育てます。
引き落としの合計が給料を超えています。
優先順位を決めて、上から埋めて、止まったところで止めます。止まった袋と足りない金額が、本当の差額です。その数字が、支払い方法や期日の相談を始めるときの出発点になります。
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