月末に袋にお金が余ったら、どうすればいいですか?
月が終わる前に、袋ごとにルールを決めておきます。繰り越すか、目標へ移すか。行き先を決めていないお金は、翌月の1週目に吸収されて消えます。だから、余ってから考えるのは計画ではありません。金額が月によって大きく動く袋は繰り越して、良い月が悪い月を払う形にします。毎月ゼロに戻るほうが自然な袋は、余りを目標へ移して、進捗に変えます。
繰り越すか、移すか。袋ごとに決める
全部繰り越すと、余りが袋の中に溜まっていって、実際に使えるお金が見えにくくなります。全部移すと、金額が上下する費目が、少ない月に必ず足りなくなります。だから、一律にしないで袋ごとに決めます。決めるのは1回で、あとは毎月それに従うだけです。この1回の判断が、月末に迷う時間をゼロにします。
繰り越したほうがいい袋
光熱費のように季節で動くもの。食費のように、月によって買い出しの回数が変わるもの。被服費や医療費のように、必要になる月とならない月があるもの。特別費の積立は、そもそも繰り越すためにある袋です。これらは、良い月の余りが悪い月を払う構造になっているので、繰り越さないと機能しません。
移したほうがいい袋
娯楽、外食、こづかい。これらは、余りが溜まっていくと、翌月に使っていい金額が増えたように感じます。実際にはただの繰り越しですが、判断としては使う許可のように働きます。月末に目標の袋へ移して、ゼロから始めるほうが、この種の袋は安定します。移した分は、目に見える進捗になります。
毎月余るのは、情報です
同じ袋が3か月続けて余っているなら、金額が現実より多いということです。減らして、差額を別の袋へ回します。逆に、全部の袋が毎月余っているなら、割り当てていないお金があるということです。それは余裕ではなく、まだ行き先を決めていないお金です。行き先を決めた時点で、貯金か目標に変わります。
月末の2分でやること
袋を上から見て、余っている袋の金額を確認します。繰り越すと決めた袋はそのまま。移すと決めた袋は、目標の袋へ移します。以上です。2分で終わるように設計しているのは、時間のかかる作業は、忙しい月にやらなくなるからです。やらなくなった月が、余りが消える月です。
アプリの中で1回だけ決める
Envelope Budget では、袋ごとに繰り越すかどうかを決められます。一度決めれば、毎月の月末に判断する必要がありません。判断が要らないことが、この工程が続く理由です。決め直したくなったら、いつでも変えられます。
よくある質問
余ったお金は、貯金と翌月の予算のどちらに入れるべきですか?
生活防衛費や予備費がまだ目標に届いていないなら、そちらが先です。届いているなら、目標の袋へ。翌月の予算に足すのは、その月の支出予定が実際に多いときだけにします。理由なく翌月に足すと、使えるお金が増えたことになり、翌月の記録が実態からずれます。
月末にお金が余るのは、予算が甘いということですか?
1か月ならただの良い月です。3か月続いたら、金額が現実より多いという情報です。減らして差額を別の袋へ回してください。余ること自体は問題ではなく、余りに行き先がないことだけが問題です。
全部の袋が余っています。
手取りの全額を割り当てていない可能性が高いです。割り当てていないお金は、次の月に静かに消えます。合計が手取りちょうどになるまで、貯金か目標の袋に配ってください。それが袋分けの本体です。
この家計をスマホで回す
Envelope Budget は、現金の袋分けで家計を管理する iPhone アプリです。入力は意図して手動にしています。記録した瞬間が、支出に気づく瞬間だからです。
Envelope Budget を入手iPhone・手入力式、銀行連携なし・7日間無料