月に一度の家計の見直しは、何をすればいいですか?
毎月同じ日に20分を確保して、順番に5つ。記録の抜けを入れる、袋ごとに予定と実際を比べる、繰り越すものと戻すものを決める、実額をもとに来月の金額を直す、そして特別費の積立と貯金目標を、娯楽より先に埋める。家計が推測ではなくなるのは、この時間があるからです。だから、深さより、日付を守ることのほうが重要です。
日付を決めて、短く終わらせる
毎月25日、あるいは給料日の翌日。日付を固定します。時間は20分。長くすると、忙しい月にやらなくなります。やらなくなった月の数字は、翌月の金額を決める材料から消えます。1回抜けると、2回目も抜けやすくなる。だから、深くやることより、短くても毎月やることを優先します。
手順1と2:締めてから、比べる
まず、記録していない支出があれば入れます。次に、袋を上から見て、決めていた金額と実際に出ていった金額を並べます。ここで反省はしません。数字を見るだけです。差が大きい袋に印をつけていきます。この印が、手順4で直す対象になります。
手順3:繰り越すものを決める
余っている袋を、繰り越すか、目標へ移すかで仕分けます。光熱費、食費、被服費、医療費、特別費の積立は繰り越し。娯楽、外食、こづかいは、目標へ移してゼロから始めるほうが安定します。この判断は最初の1回でルールにしてしまえば、以後は確認するだけです。
手順4:外れていた金額を直す
印をつけた袋を、実額に近づけます。3か月連続で超えている袋は、金額が現実と合っていません。上げます。そして、上げた分をどの袋から持ってくるかを、同じ場で決めます。持ってくる先を決めない値上げは、合計が手取りを超える原因になります。逆に、3か月連続で余っている袋は下げて、差額を特別費の積立か貯金へ回します。
手順5:先に、未来の袋を埋める
来月の割り当てをするとき、特別費の積立と貯金目標を、娯楽より先に入れます。順番が結果を決めます。あとに回すと、余ったときだけ入ることになり、余らない月は進みません。先に入れておけば、娯楽の金額は残りから決まります。同じ手取りで、結果だけが変わります。
今日やる変更
カレンダーに、毎月の見直し日を繰り返しで登録します。20分。最初の回は、手順1と2だけで構いません。記録を締めて、予定と実際を並べる。それだけでも、次の月の金額は今月より当たります。
よくある質問
見直しで、実際に何を変えるのですか?
変えるのは袋の金額と、繰り越しのルールの2つだけです。方法そのものを毎月変えないでください。毎月やり方が変わると、何が効いたのかが永久に分かりません。
余ったお金は翌月に繰り越すべきですか?
袋によります。金額が季節や状況で動く袋は繰り越し、毎月ゼロに戻るほうが自然な袋は目標へ移す。この仕分けを1回決めてしまえば、毎月悩む必要がなくなります。
毎日袋を見ているなら、月の見直しは不要ですか?
必要です。日々見ているのは残高で、見直しで見るのは傾向です。3か月連続で超えている袋があるかどうかは、毎日の残高からは見えません。用途が違う2つの作業です。
何か月も見直しをしていません。
過去の月を遡って点検しないでください。今月の分だけやります。使えるデータは直近の1か月で十分です。遡る作業は、再開の前に置かれた宿題として働いて、たいていそこで終わります。
この家計をスマホで回す
Envelope Budget は、現金の袋分けで家計を管理する iPhone アプリです。入力は意図して手動にしています。記録した瞬間が、支出に気づく瞬間だからです。
Envelope Budget を入手iPhone・手入力式、銀行連携なし・7日間無料