年の初めから家計管理を始めるには、何からやればいいですか?
先に12月の検証をしてから、その年に来ることが分かっている非毎月の支出を先に設計します。今後12か月に来る毎月ではない支払いを全部書き出して、それぞれ支払月までの月数で割り、1月の最初の給料からその袋を埋めます。そのあとで、普通の袋を6〜10個。そして1月は基準にしないこと。年末年始の出費が残っている特殊な月なので、この月の数字で金額を決めると外れます。
1月は区切りであって、新しい事実ではない
年が変わっても、固定費も収入も昨日と同じです。1月が有効なのは、始めるきっかけとして働くからで、状況が変わるからではありません。それでも十分な理由です。ただし、区切りの効果は数週間で切れるので、その間に、効果が切れても回る仕組みを作っておく必要があります。
12月の検証を先に
12月の明細を1行ずつ見ます。年末年始の帰省、お年玉、忘年会と新年会、福袋、おせち、贈り物。合計がいくらだったかを出します。この金額が、来年の年末年始のために毎月積むべき額の根拠になります。12で割って、特別費の積立に入れる。1年で唯一、正確な数字が手に入るタイミングがここです。
1年分の非毎月支出を、いま並べる
車検と自動車税、更新料と火災保険の更新、帰省、冠婚葬祭、お年玉、年払いの会費と保険料、家電の買い替え、入学や進級にかかる費用、旅行。月と金額を書いて、それぞれ支払月までの月数で割ります。金額が分からないものは、契約書や前年の履歴を見ます。それでも分からないものは、多めに置いておきます。合計が、毎月の特別費の積立です。この作業は年に1回で、たいていの家計を壊す原因を、まとめて片付けます。
そのあとで、普通の袋を6〜10個
家賃・住居費、食費、光熱費、通信費、交通費、保険、借入返済、娯楽、貯金、予備費。この程度で十分です。1月から20個作ると、2月には記録が止まります。足すのはあとからできます。減らすほうが、続けながらやるには難しい作業です。
1月を基準にしない
1月は、年末年始の支払いが残り、正月の出費があり、生活のリズムも通常と違います。この月の実額で金額を決めると、ほぼ確実に外れます。1月は測る月として扱って、金額の調整は2月と3月の実額でやります。1月の数字を見て、家計がうまくいっていないと判断してやめるのが、この時期にいちばん多い脱落です。
今日やる変更:目標ではなく、1つの変更
今年は貯める、という目標を立てないでください。かわりに、1つだけ変えます。特別費の積立の袋を作って、1年分の非毎月支出を12で割った額を、次の給料日に入れる。それだけです。決意は数週間で切れますが、袋は切れません。
よくある質問
1月から始めるのは、実際に良いタイミングですか?
始めやすいという意味では良いタイミングです。ただ、1月が特殊な月であることは変わりません。始めるのは1月、金額を決めるのは3月、と分けて考えると、区切りの利点だけを使えます。
12月の支払いがまだ落ちきっていません。
12月の支払いのための袋を1つ作って、そこに残額を入れ、1月の家計とは分けて扱います。混ぜると、1月の食費や娯楽の数字が、12月の残りで汚れます。分けておけば、1月の記録はそのまま使えます。
1年の貯金目標を立てるべきですか?
年額の目標を立てるなら、必ず12で割って、毎月の袋の金額に落としてください。年額のままだと、11月まで何も起きません。毎月の数字になった時点で、目標は実行できるものになります。
去年も始めて、やめてしまいました。
やめた理由に心当たりがあるなら、それが今年の設計に使える材料です。袋が多すぎたのか、記録が面倒だったのか、金額が現実と合っていなかったのか。前回にはなかった情報を持っている状態なので、条件は去年より良くなっています。
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