52週貯金と、後半に重さが寄る構造
52週貯金は、1週目に100円、2週目に200円と100円ずつ増やし、52週目に5,200円を入れる方法です。合計は137,800円。1から52までの合計に100を掛けた数です。途中の目安は13週で9,100円、26週で35,100円、39週で78,000円。ただし27週目から52週目までが102,700円、全体のおよそ4分の3を占めます。後半に重さが寄る設計で、そこが年末年始と重なると止まります。
スケジュールと、途中の目安
1週目に100円、2週目に200円と、毎週100円ずつ増やしていき、52週目に5,200円を入れます。表を印刷しなくても現在地はわかります。n週目までの合計は n×(n+1)÷2 に100を掛けた数だからです。13週で9,100円、26週で35,100円、39週で78,000円、52週で137,800円。この四つの数字を、1月ではなく5月にも目に入る場所へ書いておいてください。残高がどれかを下回っていれば、何週分の遅れかではなく、いくら足りないかが即座にわかります。チェック欄が並んだ表より、この四つのほうが役に立ちます。
4分の3は後半にある
1週目から26週目までの合計は35,100円です。27週目から52週目までは102,700円で、全体のおよそ74パーセントを占めます。40週目から52週目の13週だけで59,800円。つまりこのチャレンジは、やる気がいちばん高い最初の半年にほとんど何も求めず、最後の3か月にまとめて請求してきます。途中でやめる人が多いのは意志の問題ではなく、設計に組み込まれたスケジュールの問題です。そして設計の問題は、44週目に自分と交渉するのではなく、始める前に直せます。
後半が年末年始に重なるかを先に確認する
1月に始めると、いちばん重い13週が10月から12月に落ちます。帰省の交通費、忘年会、お年玉、そして年末年始の買い物と同じ財布を奪い合う時期です。4月に始めても、後半は1月から3月にかかります。どの月に始めても、52週のうち最後の四半期が家計の繁忙期に当たるかどうかを、始める前にカレンダーで確認してください。確認の仕方は簡単です。自分にとって支出がいちばん重い月を選び、その月が何週目に当たるかを数え、その週の金額を見る。その額を、その月に出せますか。出せないなら、次の二つのどちらかを選びます。
直し方その1:毎週2,650円に平らにする
137,800円を52で割ると、ちょうど2,650円です。毎週同じ額を入れれば、合計は同じまま、増えていく仕組みも表を見る手間もなくなります。失うのは1月が楽だという小さな心理的な勝ちで、得るのは12月に跳ねない数字です。最初の週から2,650円がきついなら、それは重要な情報です。増えていく版は最後に4,500円から5,200円を求めてくるので、始まりの週で払えないなら終わりの週ではまず払えません。続けられる平らな額のほうが、続かない増加型より価値があります。給与明細と突き合わせるのも平らな額のほうが簡単です。
直し方その2:逆から回す
1週目に5,200円、2週目に5,100円と減らしていき、52週目に100円で終わります。同じ52個の数字を足す順番を変えただけなので、合計は137,800円のままです。変わるのは負担の位置で、重い週が年のはじめに集まり、最後の6週の合計は2,100円になります。12月がいつも苦しくて年の前半に余裕があるなら、逆順は費用ゼロの改善です。欠点は一つ、いちばん苦しい部分が習慣のできていない時期に来ることです。高い週と低い週を交互に置けば、毎週おおむね2,600円前後にならせます。
月給なら12回に置き換える、そして袋の作り方
週ごとの入金は、週払いの給料に合わせて作られた形です。給料が月に一度なら、52回の判断は52回の忘れる機会でもあります。137,800円を12で割ると月およそ11,500円。給料日に一度だけ袋へ入れれば、合計はほぼ同じで、必要な動作は年12回になります。袋はひとつ、名前はチャレンジ名ではなく、そのお金でやることにしてください。目標額は137,800円、または自分が選んだ縮小版。Envelope Budget は手入力なので、入れ忘れた週は目標バーと上の目安の差としてそのまま見えます。12月ではなく、34週目に気づけます。
よくある質問
52週貯金では結局いくら貯まりますか。
100円単位で回せば137,800円です。1から52までを足した1,378に100を掛けた数で、順番を変えても合計は動きません。50円単位なら68,900円、200円単位なら275,600円になります。1,000円単位は52週目に52,000円を求めてくるので、ほとんどの家計では現実的ではありません。およそ15万円にしたいなら、毎週の金額に235円ずつ足すか、平らに毎週2,885円入れてください。単位を先に決めるのが、最後まで残るための最初の判断です。
1週飛ばしてしまったらどうしますか。
大きい週に上乗せして取り返そうとしないでください。8週目を飛ばすと800円の穴ですが、48週目を飛ばして翌週に二回分入れると9,700円になり、そこで終わります。選択肢は二つ。終わりを1週延ばすか、還付金や臨時の入金など不定期のお金で埋めるかです。9,100円、35,100円、78,000円、137,800円という目安を見える場所に置いておけば、遅れの大きさを推測ではなく金額で把握できます。
月に1回にまとめる版はありますか。
あります。137,800円を12で割って、毎月およそ11,500円を入れれば、ほぼ同じ合計になります。給料が月に一度なら、そのほうが判断の回数が減り、忘れる機会が40回消えます。代わりに、一度の判断が大きくなるので、その月の他の支払いと正面から競合します。週ごとの小さな入金は反論をすり抜けますが、月の大きな入金には反論する時間があります。給料の周期に合わせるのが原則です。
増えていく版と、毎週同じ額と、どちらがいいですか。
増えていく版で一度失敗しているなら、平らにしてください。大事なのは合計で、毎週2,650円でも同じ137,800円に届き、12月の崖がありません。増加型が価値を持つのは、最初が楽だからこそ始められるという場合だけで、これは実際に効く人がいます。折衷案もあります。26週目までは増えていく形で走り、そこから毎週3,950円の平らな形に切り替えると、これも合計137,800円に着きます。
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