一度やめてしまった家計簿を、もう一度始めるにはどうすればいいですか?
今日の残高と、空の1か月から始めます。抜けている期間をさかのぼって埋めないこと。この遡り作業が、再開の1週目で人をやめさせる最大の原因です。いま口座にいくらあるかを書き、次の30日に落ちる固定費を並べ、袋を3〜4個だけ作って、1週間は記録だけする。増やすのはそのあとです。
1日ではなく、今日から
月初を待つ理由はありません。待っている間に気持ちが冷めます。今日の口座残高を書いて、そこから次の給料日までを1区間として組みます。残っている日数が半端でも構いません。中途半端な区間で始めた家計は、次の給料日に自動的にきれいな区間になります。始めた日が中途半端だったことは、翌月には何の意味も持たなくなります。
5分でできる再開の手順
口座残高を書く。次の30日に落ちる固定費を全部書いて合計する。残高から固定費を引く。残った額を、食費、交通費、それ以外、の3つに分ける。以上です。5分で終わるように設計してあるのは、完璧にやろうとした時点で今日は始まらないからです。足りない要素は、来週足せます。
遡って入力しない
抜けた3週間分のレシートを探す作業は、始める前の宿題として立ちはだかります。そしてほとんどの人は、その宿題で終わります。過去のデータは、いま何をするかを何も変えません。変えるのは、今日の残高と、これから落ちる支払いだけです。過去は捨てて構いません。捨てられることが、再開の条件です。
2回目のほうが続く理由
1回目は、自分がいくら使うかを知らないまま金額を決めています。だから外れます。2回目は、前回どこで壊れたかを知っている状態で始められます。壊れた袋が食費だったのか、袋が多すぎたのか、記録が面倒だったのか。心当たりが1つでもあるなら、それが今回の設計に使える情報です。やめた経験は、失敗ではなく、前回にはなかった材料です。
1週目で終わらせる3つの罠
1つ目は、遡り入力。2つ目は、前より細かい袋を作ること。前回続かなかった理由が手間なら、細かくすると同じ場所で止まります。3つ目は、初月から理想の金額を入れることです。1か月目は測る月です。実際に起きた額に合わせて、月末に直します。
今日やる変更
袋を3つ作ります。固定費、食費、それ以外。今日の残高を割り当てて、次の給料日まで記録だけします。金額が合っているかどうかは、まだ見なくていい。1週間、毎日記録できたかどうかだけを見ます。それができたら、袋を足すのはいつでもできます。
よくある質問
抜けた期間の取引は入力すべきですか?
入力しないでください。過去の数字は、これからの判断を何も変えません。変えるのは今日の残高とこれから落ちる支払いです。遡り入力は、始める前に置かれた宿題として働いて、たいていそこで終わります。
またやめてしまったらどうしますか?
また同じ手順で再開します。それだけです。1年のうち9か月続いた家計は、0か月の家計よりはるかに良い。連続記録が途切れることに意味を持たせないほうが、長い目では続きます。
うまくいっているかは、どのくらいで分かりますか?
金額が現実に近づくまでは2〜3か月見てください。ただし、続くかどうかはもっと早く分かります。1週間、毎日記録できたかどうかです。それができていれば、金額はあとから合ってきます。
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